私をレイプした人は 遠い遠い親戚にあたる
ほとんど 親戚付き合いはないが たまに 見かける その時は 憎しみはなかった あの1年間のことは現実とは思えないから
それでも わたしは はっきり覚えている
ドロドロとした白い液が お●んこから 流れ出し 怖かったこと
車の中でさわられるのが たまらなく嫌だったこと
田んぼ道の物置に連れこまれ おびえていたわたしの心
誰もいない昼間の部屋のきしむ畳の音
幼い私に言った言葉
『高校生くらいになったら 感じるけどなぁ』 『おっぱい まだ ふくらまないよなぁ』 『舐めてやるよ たっぷり』
「絵はうまいんですが 色使いが暗いですねぇ」 学校の先生の言葉
1年後 その人は 出ていった ホッとした
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小6の夏休み 別の親戚の家で 偶然 会った
「大きくなったな〜 アンちゃん ドライブ行こうか」
私の身体を嘗めまわす様に見る 初めて殺意が芽生えた
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父のお葬式の時 来ていた
身体を触るチャンスを伺っているのがわかった
なんで? いい加減にして!!
思いっきり蹴りをいれる
それ以来 顔を見ない
故郷に帰れば・・・ 地元に住んでいれば・・・
わたしは 転勤族の夫を 無意識に選んだのかもしれない
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