透明思想。
2004年11月04日(木)  臆病で結構 ?
私の人付き合いの根源として、誰とでも、恐らく大抵のどんな場合であっても、「その相手と自分にとって最良の間隔をとって付き合う」のに努めることがまず第一の前提としてあります。
だから、言い換えるならばそれはつまり、私にはどの相手にも(その人がどれだけ私が自分を自分と意識している範囲に肉薄していようとも)それぞれに「この範囲内で踏み込んで欲しい」と思う要求があるのです。
それは、自分に対しての名目として「それぞれに適したものを」という前提がある以上、人によってはそれを悟られまいと思い(またそれを悟られないことが最良であると解釈した上で)付き合うこともあるし、或いはこれを理解してもらった上で気持の良い関係を築きたいと思う場合もあります。
無論後者の場合はそれなりの互いの理解が必要となるわけで、自分の要求を飲み込んでもらいたいと思う分だけ、相手の求めているものに対しても、この私の鉄則に矛盾しない限りはそれを飲む覚悟を決めた上での話です。

…そんなこんなな私なので。
この要求…もとよりこの“領域”が犯されそうになると、途端につい閉ざしてしまうものも出てきてしまうのです。
これは自分にとっての自己防衛の一つであるのは明白で、同時にそれが如何であろうとも、これからあえて揺らがすいわれはないと思っています。
そう割り切っているからこそ今の私が私を維持できていると信じて疑わないからです。

誰にだって、こういうものってあると思うのですが…(どうなんでしょうかね?)私はそれを知った気でいながら、それがひどくかみ合わないと、卑怯にも、それに不満を感じてしまうことが起きるのです。

それに、なんと言って良いのか…
現にこの話題全部を激しく揺るがしてくれるような人もいらっしゃるしね…(苦笑)
できれば安らかに、穏やかに頼みたいものです。


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急激な異変 緩やかに推移する非常

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