或阿呆の人生
kimko



 大阪へ行ってきたの巻 その1

ホントに久々の西日本への外出。旅行といえるかは微妙だけども、今回は。ようやく余裕があるとまではいかなくても、最悪な状態は脱したので、大阪まで行ってみることにした。一応今回は久々に会う人もいるし。

ぷらっとこだまというのがあり、それを使えばドリンク1本つく上に新幹線でかなり安く行ける。こだま限定だが、急がない場合は全く問題ない。いつもバスや鈍行乗り継ぎで8時間以上かかってるんだから、4時間なんて早い部類だ。ただ、当日購入ができないとか、販売数が限定されているとかあるので、前もってネットで購入し、郵送されてきた。東京新大阪間、グリーン車で11500円也。普通車で10000円だから1500円の追加でグリーン車である。確か正規料金だと18000円を越えるわけで、これはお得だと思う。

さて、こだまは300系が多いんだけど、ここはやっぱり700系だろ、ってことで、時刻表に使用車両が乗ってるので見てみたところ、東京10時56分発がちょうど700系、しかも新大阪行き、ってことでこれに決めた。

そんなこんなで、いくら指定席だと言ってもなかなか習性は抜けきらないし、ぷらっとは普通の指定券と違って乗り遅れると完全に無効になっちゃうので、余裕を持ってかれこれ10時くらいには東京駅にいた。早速ドリンク交換しようと思ったが、できるのが500のソフトドリンクか350のビール、焼酎、あとは100円追加で1合くらいのワイン。

せっかくなので高級品と交換したいなと思うので150円くらいのソフトドリンクはパス、発泡酒や焼酎もビールより安いのでパス、ってことであとはビールかワインか、ってところなんだけど、ビールはだいたい250円前後。ワインは420円だったが、100円は自腹なので320円相当。ってわけでお得なワインにした、普段飲まないけど、逆に飲み慣れてないしアルコール度数も高いから長く持つだろう。あとは氷結を1本買う。

入線は結構遅く、掃除が終わったら発車まで10分くらいしかなかった。土曜日だし、結構行楽客が使うのかなと思ったが、10人くらいしかいなかった。グリーン車3両はのぞみだったりしたら必要だけどこだまだったら明らかに過剰だな。でも、だからこそこういう安い切符もあるんだろうし、のんびりできるしいいや。

こだまはほとんど各駅で通過待ちがあり、めちゃくちゃ時間かかるじゃんかと思うのだが、走ってるときは速いので4時間、単純に100系時代より20分くらい早い。いや、のぞみが増えまくってて通過待ちが増えてるだろうから実質的にはもっと早くなってるだろう。なにしろ、開通時のひかりと同じくらいなんだから。

座席はとんでもなく重厚だし、座席も夜行3列高速バス状態にリクライニングするしで贅沢そのもの。すばらしい。

さて、氷結は新横浜までに飲んでしまったが、ワインは、というか10%以上のアルコールは長らく飲んでないので予想通り飲むのにかなり時間がかかった。天気もよかったので富士山が非常に綺麗に見えた。このために山側の窓際指定したんだもん、よかった。

で、グリーン車はオーディオ装置が付いていて、イヤホンは自前じゃないといかんのだが(車販でも売ってるらしいが)色々聴けるようになっている。普通車でもFMラジオ持ってきて周波数合わせれば大丈夫みたい。で、適当に聴いてみると、英会話とかクラシック、普通のNHK-FMもやってるみたいだ。で、その中で万葉集の解説をやってるチャンネルがあって、それが非常によかった。内容もだけど、ナレーションの人が結構好きな声しててw家に帰って調べてみると、誰がナレーションしてるのかは完全にはわからなかったが、アーカイブでいつでも見られるようなので一安心。新幹線でしか聴けないんじゃ悲しいもんな。

結局、2時間酒を飲み、1時間寝て、1時間ぼけーっとしてる感じだった。4時間で行けるのにのんびりできるというすばらしさだった。また使いたいね。

さて、15時くらいに新大阪着。飲んでしまったおかげでかなりだるい。宿は長居なので、地下鉄で一直線に行くか、東海道線〜大阪環状線〜阪和線で行くか、ということなのだが、地下鉄は乗り換えなくて楽だし早いけど景色が一切見られない。JRは乗り換え2回しなきゃいかんし時間もかかるが、景色が見られるし20円安い。ってわけでJRにした。と、書いてしまえば簡単だが、どうするか結構迷い、やたらとJRと地下鉄が遠いのに何度か往復し、20分くらい迷ったさ。

一駅だけ乗って大阪に行き、環状線で天王寺へ。全く西日本は古い車両をものすごく改造して使うのが好きだよなw東日本では絶滅した車両が未だに元気いっぱいである。

天王寺は何度か環状線の乗り換えで使ったが、阪和線に乗り換えるのは初めて。一体どこにホームがあるのやらとずっと思ってたが、環状線は地上にあり、阪和線は行き止まりの高架駅状態になってることが判明した。なるほど。

10分もかからずに長居へ。何とか100円ショップがないかなとずっと見ていたのだが、駅前にローカルな100円ショップを発見。一応よかった。宿はスタジアム内にあるので、公園内へ行くわけだが、やはりサッカーショップとか飲食店が多い。その中に餃子の王将を発見。結構話題には上るし、一度食べたいと思っていたのだが、まだ地元には進出してないので食べる機会はなかった。これで夕食は決定だ。

さて、長居公園に入り、スタジアムに近づくとやたらと人が多いし、テレビ中継車までいる。なんかなぁと思って更に近づくと、なんと国際GP陸上をやってるではないか!そんなメジャーな大会をやってるとは知らなかった。

さて、宿はバックスタンドなので、ほぼ半周し、受付へ。受付のねーちゃんがいかにも関西人というアクセントだったので、来たんだなぁと実感。この時点で16時半ちょっと前くらい。

なので、グランキューブには急いで行こうと思えば行けた状態だったのだけど、どうも疲れてしまったので、どこかで「今日はいいや」という気持ちが出てきてしまい、結局行かず風呂へ。どうも小学生の集団が泊まっていてそこら中が騒がしく、早く風呂に入らないとまずいという気持ちが起こったのもある。

が、既に誰か入っており、見てみると小学生だった。こういうのって集団で入るんじゃないのか?とは思ったが。しっかし、入り口の扉は閉めないし、家でどうやって風呂入ってるんだこいつはと思った。結局、あんまりゆっくりできず。

もう完全にいいや、ってモードだったので、王将へ食べに行く。ちょうど競技が終わったらしく、陸上部の生徒と思われる子たちを中心に、相当な人数がスタジアムを出て歩いてきていた。

17時前後という時間だけあって、結構店は混んでいたが、何とか待たずに座れ、とりあえず餃子は食べたかったので餃子つきの定食を注文。聞いたことない名前だったんでなに定食かは覚えてないが…帰宅後、調べてみるとここは店舗ごとにかなりメニューやら味が違うようなので、長居店独自のものかもしれない。料理自体はボリュームもありうまかった。さすが色々話題に出るだけのことはある。ただ、酢がなかったのが気になるな。餃子には酢を欠かせないもんで…

やたらと店員が多かったが、おそらくこれから大混雑するからだろう。事実、自分が帰る頃には持ち帰りを待つ客も多かったし。1人だけ、女の子の高校生っぽいバイトがいたが、持ち帰りの注文とレジ打ちが相当忙しそうだった。大阪王将という店も見たが、これは餃子の王将創立者が独立して作ったものらしい。どうのこうので問題はあったようだが。Sちん曰く、餃子の王将の方がよっぽどうまいらしいw

さて、またスタジアムの横を通って帰るわけだが、1人、選手らしい人が警備員に囲まれて歩いていて、女子高生がサインをして欲しいらしくノートとペンを持ってきゃーきゃー言いながら走り寄ってくるのを警備員が追い払っている光景を目にした。その選手が誰かは結局わからなかったが、それくらいなんだから相当陸上界では名の知れた人なんだろう。確かに長身でイケメンだったし。

宿に帰ると、眠気が襲ってきたので少し寝る。19時からレッドカーペットを見る。どうやら、大学生の集団もいるようだ。ゼミ合宿か何かか?1人生意気そうなのが、フロントで「1人来られなくなった人がいる」と言ったら「17時以降なのでキャンセル料が100%かかってしまいます」とフロントに言われ、「そんなの聞いてない」と激怒してた。っていうか、キャンセル料取らない宿の方が珍しいぞ、あんまり旅行とか行ったことないんだろうからまだわからんと思うけどさ。結局払ったみたいだけど。

結局小学生たちは、空手の集団で、夜練に行ってしまったため、終始1人で鑑賞。絶対テレビの前で騒ぐと思っていたのでこれは意外だった。

終わってしまうと特にやることもないので、たまっていたコンレポを片づけることに。とはいえ、1本につき2時間くらいはかかってしまうので1日1本が限度。終わったら22時になっており、いつの間にか小学生集団は騒いでいた。

で、寝ようと思ったらSちんからメール。グランキューブに行ってるんだろうなとは思っていたので最悪当日打ち合わせでもいいと思ってたがよかった。色々明日について打ち合わせをして0時くらいに就寝、と書きたかったが、ずっとガキどもがうるさい。引率の大人なんとかしろよ。どうも2段ベッドから飛び降りるような音とか、廊下を駆け回る音がひどくて寝るどころではない。で、ようやく落ち着いたなと思ったら、今度は大学生がしゃべりながら廊下を歩いている。いい歳なんだから消灯時間過ぎたら静かにしろよ、全く。結局、2時くらいまではそんなこんなで寝られなかった気がする。

2009年05月09日(土)
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