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■ 今更ほっかいどーはでっかいどー その5
今日は7時前に起床。部屋の人たちは結構もうみんな起きてニュースなど見ている。そして朝からニュース見て突っ込みを入れていた。20代、30代、50代といろんな世代の人たちの会話で面白かった。朝飯はジュース1本。またゆっくりと9時くらいに出発。3日間同じところに泊まるというのは初めてだったがなかなか滞在してみるというのも楽しいものだ。
天気は予想通り悪く、霧雨が多少降っている状態なのだが、自転車で札幌駅まで行くことにする。荷台がやばい状態なので、トランクはくくりつけずに手で持って走ることにする。
9時過ぎていたので既に通勤客はなく雨が降っていることもあって道はガラガラだった。が、途中、脇道から飛び出してきた車にびっくりしてブレーキ!ただでさえ安定性悪いのに片手で走り、滑りやすい石畳の道でブレーキかけたもんだからどうしようもない。たまらず転倒。まぁ、自分自身は転倒しなかったのだが、チャリは少し横倒しでスリップする状態に。向こうは「大丈夫ですか?」とか言ってきたけどもまぁ大丈夫でしょう。今回2度目のチェーンはずれ。手が真っ黒になるがさっさとチェーン取り付けて駅へ。手がいい加減しんどくなってきたあたりで駅着。時間は大してかからなかった。
駅前は自転車乗り入れ禁止とかなっていたが、その看板の前で自転車片付け。久々に自転車かついで駅へ。予算はギリギリになってきたので、とりあえず帰りの切符だけは買っておかなければ。いつの間にか使ってしまっていて気がついたら金がない!という事態にもなりかねん。ニセコで使うお金もおろさなきゃいけないが、ATMが駅ビル内にあるため10時にならないと開かない。ってなわけで、鉄道警察の前にチャリを置いてふらふら。警察の前なら盗難の心配もないだろう。10時になり、お金を下ろす。にしても、ホント手数料って高い。いったい105円なり210円なりの利子がつくにはいくら預ければいいのだ、というような時代だから。
とりあえず、みどりの窓口へ。人口自体はうちの県庁所在地の4倍以上いるのだが、鉄道利用者は少ないのか窓口には誰も並んでいない。うちの県庁所在地はいつでも人がいっぱいだ。とりあえず、25日の夜行列車の指定席を取ろうと思う。案内画面でも空席ありってなっていたから問題ないかなと思っていたが、まず狙っていたカーペットカーは満席。禁煙車も満席。仕方ないから喫煙者を取る。まぁ、夜行列車でそうタバコを吸いまくる人はいないからいいんだが。自由席で行くよりはよっぽどよい。あとは、札幌から地元までの学割切符を購入。なぜか学生証の確認をしなかった。本州の会社は基本的に厳しいのだが。
11時半くらいにニセコ直通の列車が出るのだが、それまで待っているのもなんだかなぁなので、小樽まで先に行くことにする。小樽で1時間くらい待つことになるがたいしたことではない。快速はいつも混雑していて自転車持込は迷惑がかかるのですいている普通電車で移動。とにかく眠かったので海に出るまではうつらうつら。海に出るとやっぱりすごい!、そんな感じ。
小樽は雨がひどかった。どっちにしろお金もないので駅の外に出ることもない。ホームには鐘があったり、ランプがともっていたり古いレールが屋根に使われてたりと見ていたら結構すぐに時間が経った。今日の宿に、ニセコに着く前に連絡くれと言われてたので何度か電話してようやく向こうが出る。買い物にでも行っていたのだろう。駅からバスに乗って最寄のバス停で待っているとのこと。発車20分くらい前に2両編成のディーゼルカーが到着。新型だ。人がどさっと降りて乗り込むが、微妙に人が乗っている。列車自体が少ないから仕方ないか。いろいろ移動するが結局トイレ横のスペースに自転車を置き、その隣の席に落ち着く。
ここから倶知安までは1年半前に通っているのだが、そのときは雪に埋もれていたので全然違う印象だ。とはいえ、雨が降っているのだが。前回は旧型車両だったので喘ぎながら走っているという感じだったが、今回は新型だったので走りも軽快。余市くらいまではそれなりに家もあるのだが、それから先はひたすら原野の中を走り、家が出てきたら駅、そんな感じだ。携帯は電波が届くのだが、PHSは駅以外では全然使えない。この原野が北海道らしいなと思いつつ列車は走る。
ニセコまでもう少しという倶知安で20分ほど停車。これを利用してやっておきたいことが2つある。1つは、駅前の湧き水を飲むこと、もう1つは切符の経路変更である。倶知安の駅前に水があるという情報は得ていたのでぜひ飲みたいと思っていた。どこにあるかちょっと心配だったが、駅を出てちょっときょろきょろするとすぐに見つかる。日本一の水と書いてあり、冷たくておいしかった。そのあとは駅に戻り窓口へ。先ほど、札幌から地元までの切符を買ったのだが、実際乗るのはニセコからなので、そうしたほうが絶対お得になるだろうという判断。結局750円のプラスで済んだ。ニセコから札幌まで買いなおすとなると1700円近くなるので節約を旨としている現在は非常に大きい差だ。
14時少し過ぎにニセコへ到着。10人少々下車。それなりに名だたるところだから駅員がいるのかと思いきや運賃箱に切符を入れろとのこと。無人駅かと思ったが窓口はあり切符を売っている。おそらく人員不足で改札まで人が割けないのだろう。キオスクもあった。一応ちゃんとした観光地だからか。
7,8分の待ち合わせでバスがあるというが未だに止まってない。ちょっと不安になったところで車庫からバスがやってくる。乗ったのは結局3人。駅はかなり低いところにあるらしく、ひたすらバスは坂を上っていく。宿の案内を見たときは5,6kmだというのでうまくいけばチャリでもいけるかなと思っていたのだが、どうやら相当しんどそうだ。5分くらいでバス停着。230円。バスを降りると車がうしろに止まっていて、非常に強面な人が立っていた。「ええ、マジかよっ!」と少々思いつつ近寄っていくと「どうぞ」と意外に物腰が柔らかそうな声だった。
荷物を積んでもらい坂を下る。今度はずっと下りだ。しばらく下ったところに今日と明日の宿があった。廃校になった小学校の校舎を利用しているというところでとても興味があった。受付をしていると「温泉に入りませんか?」とのこと。今すぐにでも出発できるというので部屋に荷物を置き、タオルだけ持って出発。まだ15時前だ。こんなに早く宿に入るのもはじめてだし、こんなにすぐに風呂に入りに行くのもはじめてだ。にしても、1人だけなのに送迎して問題ないのだろうか。
車はまた坂をひたすら上り、周囲にはそれ以外に何もないようなところの一軒宿に着く。ニセコアンヌプリ温泉とあった。にしても、ここは坂しかないようで、かなり歩いたり自転車はつらそうだ。
宿に入ると売店があった。誰もいなかった。左を見るとカウンターがあって、若いにいさんが2人いた。宿でもらってきた割引券見せて300円払う。露天風呂は掃除して入れている途中なので熱いとのこと。脱衣所に入ったらやたらと源泉100%と宣伝してある。このご時勢、そういうイメージは大切だろう。それは実際に入ってみればわかりそうなところだが。
浴室に入り、浴槽に足突っ込んでみるとアホみたいに熱い。これでは入れそうにない。しかし外も熱いというしな、とかは思ったが、これではどうしようもないのでとりあえず露天風呂へ。結構な大きさだ。入ってみると確かに熱い、でも入れないほどではない。内風呂は熱湯コマーシャルだあれじゃ。
雨が降っているがそれでちょうどいいくらい。お湯が出てくるところに近づくと熱くなってとてもじゃないけど入っていられないのですみっこのほうでじっとする。一応露天風呂は板で区切られていて男女別に分けられているようだがどうも下のほうに隙間があってこれでは女湯が労せず見えてしまう。まるで「田代の湯」だなぁと思っていたのだが、よくよく周りを観察すると普段お湯が張られるラインがあって、そこまでお湯が満たされればそのような心配はない。そりゃそうだよな。
とにかく熱いので入ったり、岩の上で休んだりを繰り返す。多少硫黄のにおいは漂うのだがきつくはない。とにかくべらぼうに熱い。週に2回くらいお湯抜いて掃除するとあったので、あと2,3日すればちょうどいいのかなと思いつつ我慢の限界が来たので出る。着替えながらよくよく見てみると温度は50℃以上あるらしい。これでは普通に入れっこない。その熱い源泉を冷まさずにそのまま流しているところが本物だと感じる。体の温まり方もぽかぽかではなく、体の中心から燃え上がってくるような、そんな感じだった。
エントランスに戻ると、旅行者らしき2人がいろいろ会話していた。売っているものを見ると、アイスがいろいろあったので、変な五穀米アイスみたいなものを買ってみた。節約とか言ってる割にこういうものに金を使うのが自分らしいというか。まあ、なんでもかんでも切り詰めてしまってはおもしろくないもんね。
その2人はライダーらしく、ビールを飲みながらタイヤの安い店はどうだのすすきのの石鹸はどうだの昼間から非常にできあがってる状態だった。16時に迎えに来るというが結構こういうときの時間は長い。と、車がやってきた。外に出ると、その2人もやってくる。なんと、同じ宿の宿泊客だったか!
てなわけで、宿に戻る。まだ食事まで2時間ある。天気が悪いせいか結構冷える。半袖では厳しいのでロンTを着る。そのあとは、部屋のノートを読み、案内を読み、地図を見る。明日の自転車をどうするかな。そこに、おじさんが通りかかったので聞いてみるとすべて舗装道路だという。だったら自分ので山下りしようと決意。で、現地までどうやっていくのがいいかときくと、バスで行くがよかろうという。バスは10時だ。なんか今回は全体的に朝がゆっくりだなぁ。トイレを覗いてみたら簡易水洗だった。宿に泊まってこういうことははじめてだったのだが、まるで大草原の小さな家のような立地条件なので下水道はないのはもちろん、なかなか浄化槽を置くこともままならないのだろう。
17時40分過ぎ、飯となる。一般的な料理の中で目を引いたのがいくら丼!この時期は追加料金なしでいくら丼がつくというのでここにした、というのもある。とにかく金がない今回、追加料金もなくいくら丼が味わえるのはうれしい。デザートのメロンもおいしかった。そのあとはまた部屋へ。宿泊客は結局3人だったが、3人とも別の部屋だ。ここは宿泊客が少ないと1人1部屋にするタイプか。まぁ、だいたいそういうところが経験的に多いような感じはする。
ここはもと小学校ということで体育館もある。が、30畳あるかどうか。少なくとも、ドッジボールのコートより狭いところだ。そこに、ピアノや音楽関係の本などいろいろ置いてある。舞台だったところが談話室になっていて、本やテレビがある。床には、大きなぬいぐるみが大の字になって寝ていた。そこで、しばしぬいぐるみに寄り添いながら普段は読めないようなジャンルのマンガを読んだり、なつかしのマンガを読んだりしてすごす。にしても、あずきちゃんは絵が雑すぎ、いくらなんでも。
21時からアコーディオンの演奏があるとかないとかいうことだったが、どうも来客がきているようで今日はないようだ。楽しみにしていたのだが明日も泊まるので明日に期待だ。その後は、ひたすら本を読み続け、0時過ぎくらいに就寝。なんとか雨はやんでいる。うまく夜起きて星が見られたらなと思う
2004年09月22日(水)
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