薄汚れた手で生み出せても 薄汚れたものばかりなのか
愉しみを覚えたての頃 ずっとずっと没頭して見落としてた
追いかけても残るは痕跡 終わりを告げる音は鳴らず ひたすら仕留める為に追いかけるのみ
小さな反抗は抵抗にもならず 事が終演を迎えるのを待つばかり
億劫で退屈な時間(とき) 見えない愛おしい君に甘える 君はずっと大人でずっと子供だから
思えば思うほど生まれる矛盾と そこはかとなく止まらない非現実
きっといつかは蝕む勢いで君が居る 君が僕となり僕と君は入れ替わる もしくは君に蝕まれて僕は消えているだろう
意図した僕や君ではなく いつか「僕」と「君」になれればいいのに
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