「逆境」な人生について考えてみた。 - 2003年03月27日(木) 僕は現在「テキストコンテスト」というイベントに参加しているのだが、 次のお題は「逆境」なのです。 毎回、どんなテキストを書こうかなあ、と悩みまくるのだけれど、今回はいつもに増して書けなくて。おまけに締め切りは日曜日の夜なのに、土曜日は昼過ぎから夜までバイト、日曜日はお昼前から翌朝まで当直なのです。 要するに、ピンチなわけですね。 というわけで、「逆境」について考えてみたのだけれど、どうもイメージがわかない。 そこで、歴史上「逆境」をイメージさせる人間の具体例を挙げれば、ヒントになるのではないか、と思うのですね。 うーん、僕が最初に思いついた逆境人生の人は、徳川家康なんですよね。 人質になったり、三方が原で武田信玄に大敗したり。本能寺の変のときは、ちょうど堺に来ていて、伊賀越えで身一つになって命からがら脱出したり。 世界レベルでいえば、チンギス=ハーンでしょうか。 族長であった父親が殺され、一家数人しか味方がいない状態になって、敵に狙われたところを馬(だったっけ?)の腹の中に隠れて生き延びた、という話があります。 そのテムジンが、草原の覇者になるのですから、これも「逆境」を乗り越えた人と言えるんじゃないかな。 逆境に勝てなかった組としては、諸葛亮孔明(無能な君主と乏しい国力)、鄭成功(漢民族による大陸復帰叶わず)なども挙げられるかな。 漫画でいえば、次から次にとんでもなく強い超人が出てくる「キン肉マン」や「プレイボール」の谷口タカオなんてのもそうかなあ。 で、これだけあげて改めて気がついたのは、要するに、頑張ってないヤツには「逆境」って言葉は似合わない、ってこと。 ああ、ということは、僕が今、自分の状況を「逆境」だと感じているのは、マチガイということなのだよなあ。そんなにガンバッテないし。 「不徳の致すところ」とか言っちゃう女子アナみたいなもんか。 ...
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