「ウォーターボーイズ」を愉しめた僕と、不満な僕。 - 2002年09月01日(日) テレビで「ウォーターボーイズ」を観た。 もともと評判が良かった映画でもあったし、楽しめる映画であった。 まあ、一ヶ月の合宿後ってことで、ガリ勉役のやつが最初からけっこう筋肉ついてたりしたのだが、 裏切られることの少ない、痒いところに手が届く(ほら、水着が脱げたときに、女の子が投げてくれた、ちょうどあんな感じだ)映画って感じ。 観終わった後、爽やかな気分にもなれた。 でも、この映画、きっと自分が高校生のときに観たら、なんとなく腹立っただろうな、という気がする。ケッ!何がシンクロだよ、って。 高校野球も、中学の最初の頃は、自分でトーナメント表をつくるほど好きだったが、自分が近い年齢になったらパッタリ興味がなくなった。 この暑いのに、ご苦労さんだねえ、って。 また、自分の子供が出場しているような年になったら、興味が出てくるのかもしれないけれど。 記憶っていうのは、都合よく書き換えられるもんで、学生時代は別に何にも熱中してなくてただただ鬱屈していても、 大人になってみれば「学生時代って、俺もそうだったよなあ」という気がしてくるのだ。 30歳男にとっては、面白かったけどね「ウォーターボーイズ」 でも、心の中の17歳の時の僕は、「そんなにうまくいくわけないじゃん!」とずっと呟いていた。 もうひとつ。プールにばら撒かれた魚たちは、ちょっと可哀そうな気がしたんだけどなあ。 ...
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