●2/16 手紙
最近苦しいです。
毎日家と会社を往復してるだけなのに、色んな事を考えてしまって現実から目を反らしたくなってしまいます。
何が原因なのか分かってても、心で割り切ってても、どうしても片隅に小さなわだかまりが残っているのです。

アイツの事を考えてからいったいどれくらいの時間が経過したでしょう。
考えても考えても一向に嫌な部分しか見えてこない。
私はもうアイツを一生許す事はできない…今まで幾度となく辛い思いをしてきたから。
不快な思いになるならば、いっその事全く関わらない方がお互いにとってもいいに違いない。


あなたは私の事をなんて酷い女だと思っていることでしょう。
でもちょっと待って?
私はそれ以上に心に深い深い傷をおってるんだよ?
こんなにも酷い目にあってて、忘れろとか言う方が酷ってもんだよ?
許したところで同じ事の繰り返しなだけだもの…今までそうだったでしょ?
今でもあの時の出来事を思い出すだけで涙が出てきそうになるんだよ?

普通に接してるあなたが私には信じられないです。
今まで散々私と同じように暴言を吐いていたのに、先日まるで私が悪者かのような態度で接された時は目を疑いました。
でも、そんなあなたを寛大だとも思いました。
私にはとても真似できそうにありません。


アイツはこんな私の事をどう思ってるんでしょうね。
何も言ってこないからきっと相当私の事が嫌いに違いないでしょう。
お願いだから、このまま何も起こらないで欲しい。
私は現状で満足してるんです、本当に。
私とアイツの間にこれ以上もこれ以下もありません。
なので、頼むから爆発しないでください…願うのはただそれだけ…。


苦しいです。
こんな事がずっと頭の中でぐるぐるしてます。
でも、今日なじみの先生からちょっといい話を聞いて楽になれたんですよ?
ほんの些細な事だけど…嬉しかったなぁ。

早くこの呪縛から解放されたいです。
次会う時は、もうちょっと素直な私でいられますように…。