先日の日光旅行での着姿。 いつの間にかオットが 後ろから写真を撮ってました。
こうして見ると、やっぱり 帯が化繊なのですべって 下がってます。 ほんとは帯締めで押さえた方が いいのですが、荷物になるので クリップ型の「お太鼓止」という 着付けグッズを使ってほどけない ようにしてます。
これは帯の型崩れを防ぐし ゆるみ止めにもなるので 便利です。 あまりお太鼓結びはしませんが (きれいに出来ないから) いざという時にあると思うと 安心です。
この日はけっこう暑くて日差しも 強かったのですが、衣紋をがっつり 抜いて着たので、風が入って わりと気持ちよく過ごせました。 でも、真夏になったらそんなことも 言ってられないんだろうなあ。
なんとなく最近、また着物を着ようと思っていて なんでかっていうと、近所のスーパーでたまに見かける 着物姿の年配の女性がきっかけです。
歳は60歳〜70歳ぐらいでしょうか。 背はわりと低くてちょっと丸い体型です。 いつも紬の着物に、上っ張りを羽織っていて この前見た時は暑い日で足袋をはかず、 裸足に下駄でとても着慣れてる感じ。 帯も名古屋帯とかじゃなくて、たいてい 半幅帯を貝の口に結んでいるようです。
こういう、普段着っぽいのがまさに憧れなので いつもじーと見てしまうのですが、スーパーでも ぜんぜん浮いてないし、どうやったらこうなるんだろうと 考えていたところ、結論が出ました。
それは、着慣れるには着ること。 それから堂々と着ること。
私もいつも着物で外に出る時は、何かおかしいところはないかと 変にビクビクしてしまうのです。 たぶん、着付け教室で習ったわけでもないし、特に詳しい人と 接する機会がないので、あまり知識もないから、ちょっと 気が引けてしまうのです。
それがどっかよそよそしく感じて、必要以上に人の目をひいて しまうのではないか、と。
街中にいてもそれが自然になるようにするには、やっぱり 自分が「これが普通」と思えるようになることでしょうね。
そんなことを、スーパーの女性から学んだのでした。
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