ひとひらの想い

2009年02月15日(日) 洗いもの・きもの

楽天ショップの「きもの工房なぎさ」さんというところにお願いしていた
着物の丸洗いと洗い張りが戻って来ました。

丸洗いはいわば、着物のクリーニング。
お正月に着た、伯母さんのお下がり小紋です。
自分でも気づかないところでかなりシミができていたらしく、一応、
一緒にシミ抜きをお願いしたのですが、黄変シミに関しては
あまり落ちなかったみたいです。
最初に見積もりで言われていたことなので、別に構わないのですが。
なんせ、よくよく考えてみたらこの着物、伯母さんが東京に上京してきてから
おばあちゃんが誂えたというのだから、かれこれ50年近く経ってるわけで。

それをまだなんとか私が着られるっていうのだから、着物の威力って
すごいっす。
昔の絹のほうが上等というのも、あるかもしれませんね。

汗抜きも薦められたけど、こちらはなしで。
40代になって余裕があったら、この小紋は染め替えようかなと。
お正月に着たので画像アップしてますが、柄付けが若い世代向けなのです。
出来たら縞か市松にしたい・・・。

洗い張りのほうは、これまた伯母さんに貰った紬。
紬といっても現代物のような上品なお高い質ではなく、ほんとに普段着の
紬です。
ちゃんと聞いてないけど、おばあちゃんが織った生地かもしれません。
そういう仕事をしてたので。

色も良くて気に入ってたのですが、サイズが全体的に小さくて、惜しいところで
どこも丈が足りないのです。
着丈はなんとか、でも裄と身幅が・・・みたいな。

サイズ直しをするならと、思い切って洗い張りしちゃいました。
着丈もほんとならあと5センチは欲しいので、継ぎを入れて仕立てて
もらうかもしれません。
(いつになるか分からないけど)

洗い張りは初めてだったので、興味深かかったです。
表地と胴裏、八掛けがバラバラになって。
これが繋ぎ合わさって着物になってるのね、と。
それから、何処についてたのか分からない生地もあって、一瞬間違えて
入ってきたのかと思った。
もしかしたら衿裏?というヤツだったのかな。
未だになんだか分からないでいます・・・。


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