| 蛍桜 |
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| 簡単な話 |
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思えば 母は昔から感情を表に出していなかった だけど心のうちで我慢して たまりにたまって爆発したときに私は気づいて 母が私のことを心配してくれていること 私のためを思ってくれていること それとは関係なしに 一緒に住んでいる人間として望んでいること そのすべてを私は汲み取りたいと思った 思春期の男どもに比べれば 親のことをうざいだとかうっとおしいとか 思ったことなんてないから 親は大切だってちゃんと自分に言い聞かせているから そう思える人間に生まれてこれたことがすごく嬉しい うちの姉妹の中で母の性格に一番似ているのは 私なんじゃないだろうか、と最近思ってきた 母の人見知りや社交的になれないところ 一人で抱え込んでしまうところ 社交辞令に戸惑ってしまうところ 感情を表に出してもどうにもならないからと 我慢してしまうところ 親のそういうところを垣間見るたびに胸が痛む 似ている、というよりは 私は母ばかりを見てきたから そうやって生きる術を学びとったのかな、って思う 姉は社交的で社交辞令なんていくらでもいえるし だけど自分の意見を言うときはしっかり言える人で 私は姉みたいになりたい、と思う でも逆に、母みたいになれてよかった、とも思う 要はこれが私なんだから どう足掻いてもしょうがないっていうことなんだけど もっとうまく立ち回れる場面で いろんなプライドやら意地が邪魔してしまうのは ちょっともったいないと思う あんまり人の前での自分をコントロールできないから 敢えてクールなふりをして いつでも冷静だね、って言われるようになったけど 少しでも心を開こうとすると崩れてしまう 私だって誰かに好かれたい 私だって誰かに頼られたい 私だって誰かにかわいく思われたい 私だって誰かに褒められたい 私だって誰かと笑いあいたい そういう欲が溢れ出して、コントロールできないから あまりにも醜くなって そういう自分を心の中で客観的に見て ああ、やっぱりだめだ、と心を閉じる 自分の立ち位置が分からない だけど冷静な自分も崩したくないから なんかSキャラになるらしい(ぁ 会社ではドSだって言われてますが何か 私は常に誰かと対等に笑いあえる関係になりたいのに どうしても、できない それだけが悲しくて 自分が崩れてしまったら 自分を支えるものがもう何もなくなってしまうって思っているから 手放しで笑えない 自分のことを守らなきゃいけないから 自分のことに必死になってしまうから 心は開けない 仲良くなろうって思ったら 私はきっと嫌なやつになる 仲良くなりたいって思ってるのに 私はうまく笑えないから 自分を守ることに必死だから 距離がつかめない 自分を守らなくてもいいぐらい 信用できる人が出来れば 手放しで笑える 相手が私を傷つけないって思えたら 本気で近づける でもそこまでいくには やっぱり醜い私がいつまでも突っ立っているから 醜い私を見せたくないって尻ごみする 態度も悪くて 醜くて 自分のことしか考えられていない私を見た人は それ以上は入ってこない クールを装う私は いくらでも笑えるらしいから その距離がいいのかもしれない 人を傷つけるのが怖いから 私はこのままでいいのかもしれない どうにかなるさー これが私だもん これで生きていけないなら この世で生きていく価値がなくなるのなら 悔いをなくして 死ねばいいだけの話 でしょ? |
| 2007年10月21日(日) |
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