蛍桜

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さて、と

当たり前に正解なんて分からないから
運命論なんて唱えて
私は自分で決断することを極力避けた
いつか辿り着いた場所から眺めた景色が
全てを解決するんだなんて
そんなの全部、逃げだって分かってるのに

変わりたい、と思うのは
「今」から抜け出したいから
変われない、と思うのは
いつまでも他力本願な私がいるから




さて、と


悲しかったこと

ちょっと前に連絡取り始めた人に
今まで誰にも知らせなかったことを言ってみた
私がメモリとかを消した時もまた教えて、って言ってくれたし
何かあったら頼りまいよ、って
えみに嫌われると思っとった、って
高校の時は辛かったんやろ、ごめんね、って
あの頃は若かったから、いろいろしてごめんね、って
今は大丈夫だから、って言ってくれて
なんか知らないけど近寄ってもいいのかなって
思わせるようなそぶりをしてくれたから
今度こそ大丈夫かもしれない、って
誰にも言わなかったことを言ってみたら
見事に情報は回ってた
やっぱりか、ってね
やっぱりもう友達には戻れない
戻ったとしても、そうやって情報回されるって
怯えてるうちは、信用なんて出来ないんだから
だけどきっとまた優しい言葉をもらったら
また友達になれるのかな、って近寄ってみるんだろう
でも分かってる
もう私それくらいで傷つかないようになったよ
だから大丈夫
そんな大した打撃じゃないもん
私が自分でみんなに情報を回さないから
一人に回したら全員に行くんだよね
私が勝手にみんなのメモリを消したから
唯一繋がっている人からの情報は貴重なんだよね
そういう形で、関心をもってくれているってことなんだよね

たとえ裏で笑っていても
たとえ裏で嘲られていても

私はもうそんなことでは傷つかないよ
失望して、悲しくなって、でもそれだけで
そんなもんなんだよ
私が築いてきたものは、そんなもんなんだよ

ただ少し、嘆きたかっただけだから



+++


あなたは笑ってる?
笑ってるんだろうな
いつもみたいにバカして
でもいつもみたいにバカなことに悩んで

毎日が充実してる?
毎日に嫌気がさしてる?
未来が見えない?
生きている心地、ちゃんとしてる?
私がいない生活も、普通になった?
なんでもいいからやりたいこと、見つかった?

私のこと、忘れてないっていうのが嬉しい
だってここを見てくれているんだから

何度も、何度も思ったよ
電話、メール、あの川辺、繋がる場所はいくらでもあった
割れた瓶、捨てられなくてまだ持っていて
割れたことさえ知らないであろうあなたの家の前に
置いたとしたら、全部忘れられるだろうかって
全部切り捨てれるだろうかって本気で考えてみたり

よく分からない
でも、今のままでいいんだとは思う
だけどあれはなかったな
あの終わり方はなかったな
今でもどうなのあれ、って思うくらい引っかかるけど

まあ最近運命論が好きなので
ああなったことも、運命だったんだと
あんなあっけない終わり方も
うちらにお似合いだったんだと
そう思うことにするよ

何もかもが嫌になる前でよかった
あなたを嫌いになる前でよかった
次にメルアドを変えたらもう教えない
私も残しているメモリは
きっともう使われない

長い時間が経ったと思ってた
あなたがいない世界が、当たり前になっていたから
だけどそんなに時間が経ってなかった
うちらがずっと一緒にいた時間に比べたら
まだまだ、全然経ってなかった

このまま、うちらが一緒にいた時間さえも超えたら
私は、あなたを、忘れられるのかなって思うと
寂しいね

せめて笑っていてください
せめて前を向いていてください
せめて生きたいと思ってください

いつかあなたが今の私の年齢になった時
私を思い出してください
まだまだ先だけど言っておくから


20歳、おめでとう
よく頑張ったね

誰かに愛されるあなたであるのと同時に
誰かを愛せるあなたで居てね
あなたの愛は、私が確かに知っていたから
受け取ることはできなかったけど、確かに知っていたから

ありがとう



+++


あなたは日々に何か意味を感じていますか?
だるーって
適当に時間を過ごしているだけ?

何か目的が出来たのであれば、嬉しい
誰か支えが出来たのであれば、寂しい

私はようやく、気持ちを忘れることが出来そう
もともとそんなめちゃくちゃ気持ちがあったってわけでもないけど
心のどこかで、小さく疼いてた
それも、今は本当に気付かないくらい小さくなったよ
だけど、あの顔だけはどうしても忘れられない
今でも思い出してしまったときは、にやけてしまったりするし
誰かに見せたいような見せたくないような微妙な感じで
まあいい思い出として残ってる

最近は、よくあなたの住んでる地の近くに行くから
最寄駅を聞いておけばよかったって思ったり
あなたが教えてくれた会社の近くの駅へ
無意味に行ってみようかなんて考えたり
同じ空気を吸う時間が少なかったから
なぜか少しでも近くに感じたいという思いが残ってる
だからって、どうにもなるわけじゃないんだけど

会いたい、っていうのとは違くて
多分、会いたくないんだけど
駅とか道とかで
私は空気になって
あなたの後姿を見てみたかった
いつものようにだるーってしてるのかどうか見たくて

そう、会いたいっていうよりは
見たいんだな、多分

縁を切ったわけでもなきゃ
過去の人になったわけでもないけど
いい言葉が見つからない

さて、運命論で考えてみるならば
少し謎なのは
何故、会ってしまったのだろうか、と
出会ってからずっと会う機会はことごとく潰れてたのに
(っていうか潰したのは私か)
何故、いきなりああいうことになったのか
いまだに不思議で

で、運命論的に納得がいかなかったから
願わくば、あなたにとって私が
何かを変えるきっかけなり、何かを得るきっかけなり
何かを知るきっかけなりになっていてほしい
あの時、会うべくして会ったんだと思いたいから
会わなきゃよかったなんて思いたくなかったから
あの場所で、出会えたことを嬉しく思いたいから

あの長い月日も
あのあっという間の日々も

かけがえのない思い出となるはず

お互い、知らない場所で知らない環境に囲まれながら
知らない人生を無理しないように歩もう
適当に、ね

お互い、知っている場所で知っている環境に囲まれながら
過ごした月日の中では
私のことをよく分かっていてくれて
私の我侭にも、私の気まぐれにも、付き合ってくれて
私が嫌がることも、ちゃんと分かっていてくれて
私が弱い部分もちゃんと分かっていてくれて
強がっている私も分かっていてくれて
嬉しかったよ

あなたにとって私がどういう存在だったかは分からないけど
あなたにとってもそんな感じだったらいいなぁ

さて、また機会があったら飲みましょ
それも潰れていく気がするけどもね










なんか浸ってたら疲れた
そろそろ寝る準備に入ろうっと

寝る準備=ゲーム



おやすみー



2007年10月16日(火)

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