| 蛍桜 |
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| 傷跡に思い出を残して |
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中学の時、自転車通学だった 朝自転車で三段坂を勢いよく下って いつも通り車どおりの少ない道をスピードつけて走ってた そしたらそこに近所のおじいちゃんとその孫(小学生)が左側にいて 避けなきゃ、と思って右側を通ろうとしたら おじいちゃんがふらふらと右側にやってきて 私はそれをさらに避けようとしてに右足を壁に激突させた その場でおじいちゃんに大丈夫?と聞かれ 大丈夫、です、と答えてジンジンとした足でまた自転車をこいで 学校へ行って足を見てみると 靴が破けていて、生身の足は抉られていた とりあえず保健室に行って手当てしてもらったら 見た目がすごく大げさになって 担任にどうしたの?と聞かれた 私はただぶつけた、とだけ答えたら お姉ちゃんとそっくりだね、と笑われた その担任は姉の3年の頃の担任だった そのときの傷はしばらく治らなかった 高校になっても、まだ場所が分かる程度残っていた 今日会社の用事で外に出たついでにふと思い出してみてみると 跡形もなく消えていた ああ、こうして傷は、時間とともに消えるのか、と 幼稚園の頃、家での孤独が寂しくて 寝ているお父さんを起こしたけど起きてくれなくて そろそろ姉が帰ってくる時間だから 大体の通学路は分かるから迎えに行こうって家を飛び出した 確かになんとなくは分かったけど 途中から分からなくなった 横断歩道を一人で渡るのも初めてで怖くて 姉に会えたときは半泣きだった 小学校の頃、幼稚園の頃迎えにいったことを思い出して 雨の日に、上級生が帰ってくる時間に合わせてお迎えに行った そしたら家のすぐ近くの三段坂の下に 姉と、その友達が居た 私は嬉しくなって、走って迎えに行った こけるよ、とみんなに言われたけど大丈夫、だなんて走って 案の定、二段目の坂で頭からころんだ 頭からは大量の血が流れて姉たちは動揺していた 頭の右っかわをケガしていて血が目の上まで流れてきたから 右目をつぶらなきゃいけなかった でも私はウインクが出来ないので両目をつぶって 姉ちゃんに手を繋いでもらって家に帰った そのときの傷跡は、今もまだある 思えば、この三段坂の一番上から三輪車を姉と二人で乗って 下まで勢いよく滑って 壁に激突したっていう話もある 私はよくケガをする子だった ネトゲとかで私と一緒に居てくれた人たちは この話を聞いて「あなたらしい」と答えるだろう リアルの人はこの話を聞いても 決して「あなたらしい」とは言わないだろう それが違い 私が私として居る場所の違い 私がリアルで武装している証拠 だけどリアルで家族以外で「あなたらしい」と言ってくれそうな人が居る その人には、本当の私を見せているんだろうなと それが違い 射手座A型♀の行動習性をいろんなスレで見ていると 非常に分かりにくいらしい 分かりにくいようで簡単なんだよ とりあえずかまってくれる人が好きらしい 来るもの拒まず去るもの追わず? 去るものには去ってほしくないっていう気持ちはあるけど 素直に言えない 例えばどんなに強い絆を持っていると思っていても 相手が去ろう、と決意したのならそれ以上私が何か言う権利はない ずっと傍に居てくれて居なくなるのが悲しい、と思っても 私は相手を傷つけることしか出来ないし ましてや幸せにしてあげることなんて出来ないし 離れていくなら仕方がない、と思う ただ確認したいのは 「嫌になったの?」 「重荷だったの?」 というような私が与えた影響やら私に対する気持ちやらで 相手がどう考えてどういう結果に至って どうして離れていくかなんて二の次 去っていく理由が私にあったかどうかが問題 そして私にあると言ってくれたなら 存分に自分を咎め続けるのに そうやって自分に傷をつけて 忘れられないものにしていくことしか、出来ない |
| 2007年08月26日(日) |
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