蛍桜

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あーあ

ばからしい夢を見た


私には私のよさがあるって、誰が言ったんだろう
よさがあったとしたって、何に影響するんだろう
結局は一番いいものが求められるわけでしょ
ばからしい




ため息ばかり出る
あんたのせいだよ、といいたいが
そういう人に限って気づかない
もしくは気づかないふり

ばっかみたい




一人で生きるふりをして
本当は一人でなんて生きれてなかった
一人で生きるふりだけは上手いくせに
歩き方さえもしらない
そんな中、どうやって生きていこうとしたんだろう
ばかだなぁ私




自分の中に入り込んでしまったカタチたちが
自分のすべてになってしまわないように
追い出そうとしていたけれど
それを全て受け入れなければ私は前に進めないのかな
でも全部を受け入れてしまったらもっと私は
前に進めなくなってしまいそうで、怖い
なにを得て、何を捨てて、歩いていけばいいのかな
なにもかもを欲張りに持っているから歩けないのかな

何を選んだらいいのか分からない
何を捨てたらいいのか分からない
だからとりあえず全部持ってるの
誰かが選んで捨ててくれたら
きっと私軽くなるの

だけどそんな人なんていないの
結局は自分で選ばなきゃいけないの
でも選べなくて重い、重い、って泣いているうちに
その苦しさを違うふうに錯覚して
死にたい、ってなるのかな

早く、楽に、なりたい

自分で捨ててしまったらきっと後悔する
何も選べなかった自分を憎む
だからせめて誰かが捨ててくれたら
私はしょうがないな、と諦められるのにな




なんで私は人を愛せないのだろう
どうして人を愛せないかわりに
誰からも愛してもらえないのだろう
誰も愛せないのは、私のせいじゃないはずなのに
誰かが愛を捧げる相手になることさえ、厳しい
受け止めてくれない愛を、誰が捧げるだろうか




殻に閉じこもる癖があるから、と言うよりは
殻を破ろうとしているほうが魅力的なのかな
やっぱり
前に進めないと、人ってもんは魅力ないのかな
どうしよう




今まで私と別れた人は
私と別れてよかったと思っているのかな
私と別れたことによってその人の何かが、軽くなったのかな
その人が抱えなくていいものばかり、抱えさせていたのかな
そのくせ、支えてあげられなかったのにね
私がいない世界は、楽しいのかな
素直に笑えるのかな
私がいない世界は、花でも咲いてるかな
キレイな空が見えるのかな
どうして私は私なのかな
どうして私は私のいない世界へいけないのかな
どうして違う景色が見えないのかな
どうして抜け出せないのかな

あの人たちはいとも簡単に抜け出せたのに

どうして私はここに閉じ込められたままなのかな

幸せになるあの人たちを見てられなくって
私はまた扉を閉めた
せめて最後は笑顔で
幸せになってね、と言えたはず

最後にあの人たちが見た私の扉の中は
とても、とても醜かったんだろう
だから私とは出会わなかったことにして
私なんか知らなかったことにして
また笑えるようになるんだろう
私も私なんか居なかったことにして
笑えるように努力するんだろう
私だって、こんな私に、なりたくなかった

今まで私を見た人は、関わりたくないと素通りをしていったのだろう
それでも優しい人は見て見ぬふりなんて出来なくて
声をかけてくれたのだろう
だけどその声を素直に受け入れることが出来ずに
私の心を預けることも出来ずに
ただ失うのを私は待っていたのだろう
失ってから思う
ああいえばよかった、素直になればよかったって
だけど失ってから

誰の目にも付かない、二度と咲かない花になれればいいと
幾度も願いながら
見つけてほしいともがくんだろう

でも


誰かの心を動かす存在にだけは、なりたくない

+++

「迷迷ひつじ」

久しぶりに会ったのにあなたの態度一体どういうつもり?
私が隣にいても寝てばかり 枕と恋人になってしまえばいいじゃない
帰りのバスの中では別れることばかり考えていたの
「絶対別れてやる、嫌いになってやる」なのに
たった一通の「ありがとう」のメールのせいで涙が出てくる
何でそんなこと言うの? あいつはズルイなぁ

「好きな人ができました」ついに言ってやったんだ
あなたは何か言いたそうだったけど
気づかないふりして電話を切ってしまった いいよね?
新しい恋人は賢い人で 私の気持ちをすべてわかっていたそうだ
子どもだったのは私だけだったのかな
大人だったのはあなたの方だったのかな

もう こんなはずないのに 嘘ってわかってよね
もう どうなっても知らない 私のせいじゃないわ

迷える二匹のひつじ
星降る夜の真ん中で
星降る夜の真ん中で
2007年07月01日(日)

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