蛍桜

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

今日最後の言葉
私が前触れもなく
ある日突然 死んでしまったなら
あなたは 悲しみに暮れては 毎晩
泣くでしょう

二人で行くはずだった島と
夜景の綺麗な坂道
叶わぬ 明日の地図を見て
自分を責めるでしょう

骨、埋める場所なんて要らないわ
大事にしてたドレスも
写真立ても
一つ残らず 焼いて

そして灰になった この身体を
両手に抱いて
風に乗せて あの海へと
返して下さい

いつか誰か、また求めるはず
愛されるはず
そうなったら幸せでいて
だけど私の
誕生日だけは独り
あの丘で泣いて
裸のまま、泳いだ海
私を 想って

【遺書。】

++

自業自得という言葉が私を包む
それは別に暖かさも冷たさもなくて
ただの現実

++

言葉の壁は何よりあついね

私の心に音は響かなかったの
だからって言い訳になんてならないかな

一番にあなたに報告すべきだったのかもしれない

これが最後のお別れになりませんように
嫌な予感が横切る

++

素直になれないからさ
いくら水をあげても
花は大きくなんないよ

++

月がなければいいのに
真っ暗な暗闇ならいいのに

そしたら
ねぇ
何か変えることが出来たかな?

++

アノ頃は誰かが手を差し伸べてくれるまで
うずくまって待ってた

今もきっとそうだけれど
誰かが手を差し伸べてくれても
それを受け止めれそうにないよ

だから待たないほうがいいかと
そう思って



私がその場から立ち去ったのは
どうしてだか分かるかしら
私を責めるならそうすればいい

けれど

私のせいでこの雰囲気を壊したくなかったのよ

笑えない私の周りで
笑ってるみんな

普通に笑ってる人たちに囲まれてる私

これが今私にとって
居るべき場所だとおもうから

ねぇ
笑顔に囲まれてたら
きっと何か変われるよね

そう信じていたいんだよ

だから私から犠牲になろう
進んで犠牲になろう

そう思うの

うずくまって手を差し伸べてくれるのを待ってる私
けれど
目線をあげれば笑っている人間

それが今の私にとって
どれだけ辛いかは分からない
けどその試練こそが
今の私には必要かなって

その場所を保つためには
進んで犠牲になろうかなって

偽善者ぶってみただけ


2003.12.2



2003年11月26日(水)

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

 

My追加メール

My追加

enpitu skin:[e;skn]

 

Copyright (C) 蛍桜, All rights reserved.