蛍桜

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とりは+狂い始めた時計
黒い鳥が空を飛んでいて
無駄に羽ばたくこともなく羽根を広げたまま
風に乗っていて
無駄に
あがいている私は
風に乗ることさえ忘れて

あぁ
空を見ることも
空を飛んでいることもきっと忘れたまま
ただ羽ばたくことに必死で
風なんか見えてなくて
いつか
何もかもが見えなくなって
疲れ果てて落ちていくしかないんだろう










なにをすればいいの?
聞いても誰も答えない
意地っ張りな私の涙は意地っ張りで
出てくるのをいやがった

どうせなら流してしまおうとするのに
涙はいじっぱりで出てこなくなる
なきたくないときになけるのに
どうしてなきたいときになけないんだろう

いとも簡単に狂い始めた私の時計は
どこに止まればいいのかわからないまま
いる場所がなかったのかもしれない
時計の針に無理に止まれとはいわない
止まったって居場所がないんだからしょうがない
私が受け入れてあげれるわけでもないんだから
やさしくしてあげてもしょうがない

水の中へと沈んでしまいたい









私が冒険に出るならば
どこにもいきたくはない

それが居場所だなんて言わせない



2002年09月06日(金)

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