蛍桜

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奏でるリズムは
少しだけ本音を漏らすことがあれば
私は後からそれを
一生懸命になってフォローする。
本音を言ってはいけないの?
って誰かに聞かれて、
ううん、そんなことないよ。
って答えたとしても、
きっと誰もかもがうそつき、って言うほどに
私は本音を隠している気がする。

でもね、よく言われるのよ。
きついなぁ、って。
本音言ってないのにきついって言われることはないと思うの。
だから、きっと知らないところで本音出してるんだな
って思うんだ。

本音ってさ、ほんとうは分からないよね。
自分の中で考えている本音は
なんか、違うとおもうの。
今私が、あ、これは本音かな?って思ってるのは
きっと本当の本音じゃなくって
どこか、奥のほうにあるんだって思う。

それがだせているのかだせていないのかは
分からないけど
そろそろ私も
自分の本音に気付いてあげなきゃな、って思う。



さて、私の本音はなんだろうね。



恋人ほしい、とかだったりしてね(笑)

そんなのが本音だったら
私は私が馬鹿らしくなっちゃうよ。
もっと、なんていうのかな、
自分だけのことじゃなくって
いろんなことを混ぜあわせた全部のこと・・・

たとえば、世界が平和になればいいだとか
(そんなことは願わないけど)
そんなのだったらいいと思うけど
そんなのがいいな、って思って
思う本音は、本当の本音じゃないってわかってるから
見えてくるのをまつことにするね。
ほんのすこし私の前に現れたときに
ひょいって片手で握ってみよう。
そしたら私の中の何かが変る気がするから。

ね?

本音って、
誰もしらない、心の奥に眠る気持ち。

本当の音なんだからね。



キレイなリズムを奏でながら
いつのまにか私に耳に届いてるだろうから。



その旋律を私は耳に焼き付けなきゃ。

少しでもいいから、なにか変えなくちゃ。ね。


2002年06月24日(月)

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