| 蛍桜 |
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| 消えるんだ |
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いつも私じゃない、誰かだけが輝いてる。 輝いてるのじゃないのかもしれない。 よく、わかんない。 だけど私なんかより、ずっとおっきいの。 その人のたった一言で負けた、って思うから。 私は、ちっちゃい、って思うから。 すぐに姿を消す。 ネット上の人たち。 なんにもできない。なにも。 ページを開いたら、 「ページがありません」 と言われるし 他のページを開いたら、 「閉鎖」 という言葉があるし、 ネット上から消えることはいとも簡単で 中途半端なまんまじゃイヤだから閉鎖するとか 言われても納得できない 姿を消すんだったらはじめから現れるな。 そうやって突き放したいけどできなくて、 その人たちと会ったことは大切なことで、 だから、勝手にネット上から姿を消されたら すごく悲しくなるし、 相談もしてくれなかった、って悲しくなるし その人にとって私はどうでもいいんだ、って 改めて実感するから、イヤだ。 ネット上は悲しい。 悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい。 消えようと思えば消えれる。 淡白な世界。 あぁ、私も、消えてしまって 誰かに私と同じ気持ちを与えてみようか 私に、そんな人なんて、いないけど。 そんなのすぐに、忘れられるだろうけど。 最近、「バイバイ」って言葉と「さようなら」って言葉を 好んで使っているのはそのせいかもしれない。 手がかりもなく探しつづけた あなたがくれた想い出を 心を癒す詩にして 約束もすることもなく 交わす言葉を決めたりもせず 抱きしめそして確かめた 日々は二度と帰らぬ 記憶の中の手を振るあなたは わたしの名を呼ぶことが出来るの あふれるその涙を 輝く勇気にかえて いのちはつづく 夜を越え 疑うことのない明日へとつづく 飛ぶ鳥の向こうの空へ いくつの記憶預けただろう 儚い希望も夢も 届かぬ場所に忘れて めぐり逢うのは偶然と言えるの 別れる時が必ず来るのに 消えゆく運命でも 君が生きている限り いのちはつづく 永遠に その力の限りどこまでも わたしが死のうとも 君が生きている限り いのちはつづく 永遠に その力の限りどこまでもつづく 今日夢に中学校の時、片思いしてた人が出てきた。 片思い、っていってもそれが恋なのかは分からなかった。 その人が、すっごくやさしかった。 夢の中で。 普段は、いつも、人をからかってばかりだけど。 やさしかった。 幻の人間をつくらなきゃいけないくらい、 私はどうかしちゃったのだろうか。 でも自分で分かってる。 あのやさしさは、彼のものではないことくらい。 分かってる・・・ けど嬉しかった。 |
| 2002年05月18日(土) |
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