蛍桜

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ちょっと引用。
ちょっと落ち込んだ。
文才は、ある人にはありまくる。
その「ありまくる」文才がほしいなんて考えた。

そこまで文才が不足してるわけじゃない。
学校で書かされる詩や作文は、満足する点数を取れた。
だからって自分の作品に満足しているわけでもない。
ただ、自分の作品がおかしくておかしくておかしくて。
バカみたいで。バカだった。

どうして文才がある人は文才があるのだろう。
どうして私には文才が少しなのだろう。

別に、別にね、将来小説家になりたいわけでも詩人になりたいわけでもないよ。
だから、文才なんてどうでもいいかもしれない。
だけどさ、おもいしらされた。
文才のある人の文章。輝いてた。
私の文章なんて磨いても磨いても輝かない石ころで。
そんなもの、誰もほしがらない。
ただ同情して「ステキね。」なんて言葉をかけてくれる。
その言葉が素直に嬉しくて
それっぽっちの同情に喜ぶ自分が大嫌いだった。

文才って何よ。なんなのよ。
どうして私にはないのよ。

あの子はきっと将来おーきくなる。
私はきっと文章からかけ離れた仕事する。

それでいいんだけどなぁ。
なんか、自分よりも優れた人を見てるとイヤになる。
自分が卑下されたようでイヤになる。


自分で自分をよく卑下するけれど。


文才なんていらない。
いじけた子供のように投げ捨てる。
そんな自分がバカらしい。

どーでもいい気がしてきた。将来、文才なんて必要ない。
だけど、今ほしいの。今。今。今なの。
ちやほやされたい。

それが私の本音…かな。

           【 By*Think 】
2002年03月26日(火)

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