旧友との再会という突発的かつ偶発的なイベントが発生。
旧友(以下、友)「よお!オレのことおぼえてる? ひさしぶりだな〜!最近何してんの〜?」
・・・・!!実はこの時点で、僕は相手のことを思い出せないという 事態に直面していて、失禁寸前だった。
オレ(以下、T)「ひっさしぶりじゃーん!おまえこそなにやってんの?」
何故か必要以上にフランクなおれ!!失礼の無いように必死!! なんとか相手を思い出す糸口を見つけようと相手に話をふる。
友「これから帰るとこなんだけど財布落としちゃってさ〜」
不思議と悲壮感はない。
しかし、誰だこいつ?このままでは僕は結構失礼な人になってしまうぞ!
T「へぇ〜災難だなぁ・・。いくらか貸そうか?」
誰かもわからない相手だが、友達らしいからほうっておくわけにはいくまい。
友「いくらかなんていわないで全部くれよ〜(笑)」
なんてあつかましい奴だ!・・と思いながらも奴なりの冗談に 笑いながらこの時初めてちゃんと相手の顔を見た。
・・・まぶたにピアスが二つもあるよ!!ついでに歯がとけてるよ!! あ!知らない奴が奥から出てきた!やっぱりこの人知らない人だ!!
友改めヤンキ―「早く出せよ!!」
昨日の友は今日のヤンキ―。
というか昨日の友ですらないし。はじめから彼はただのヤンキ―で これは旧友との再会などではなく、
かつあげだったのだ。
高1の時の話なんだけどね・・。 逃げ切ったけどね・・・。 長距離走早いから、おれ。 ほんとは最近旧友に会った話にしようと思ったんだけど このトラウマをおもいだしてね・・。要失禁。
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