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マーブル模様
2006年02月14日(火)

今日も穏やかに一日が過ぎる。
あったかいココアをすすり、デスクワークに疲れた肩を回す。
ささいなことだが幸せである。

これがずっと続けばいいのに、と思う気持ちと、
こんなのに甘んじていて世界征服できるのか?!とあせる気持ち。
その二つが、コーヒーとフレッシュのように反対色の渦を巻く。

価値観も、最近「おおっ!」という変動がたくさん起こっている。
これまで植物として生きてきたのに急に動物になったような、
男として生きてきたのに急に女になったような、
皿だと思っていたものが実は食材だったような、
二色だけのマーブリングじゃない、油の溶けた水溜りのように、
いろんなところで虹色の渦が巻いている。
「で、結局?」という結論がなかなか出ない。出せない。
だって、視界が万華鏡状態だから。
ほんの少し目を離した瞬間まったく違う模様になっているから、
一秒先の未来すら信じられない。
毎日違うViewerがインストールされていく感じだ。
私はどうなっちゃうんだろうと思うぐらいの引っ掻き回され具合だが、
そんだけの混沌を体験してもなお残るものが、
私の個性だと信じてみることにしている。ちょっと怖いけど。
それで後に何も残らないなら、私はそれまでの人間だということ。
いさぎよく他の人の渦に乗っかって、
他の人の個性のために一生をささげる。そういう人生もある。

きれいなものもきたないものも、
おいしいものもまずいものも、
みんなみんな飲み込めるほど広い心じゃないけど、
それでもたとえば去年とか、少し前の自分に比べたら、
ちょっとは前進できたような気がしている。