思うこと
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2002年02月26日(火) |
北方領土返還に関してのネット上アンケートに投票したこと |
新聞で「ロシアのサイトで、北方領土返還反対を盛り上げる為のネット投票が行なわれてる。」との記事を読んだ。記事によると、「それを知った日本人が別サイトにアンケートの和訳を載せたりした為、日本から「返還賛成票」が連日集まっている。アンケート作成者側は、日本から多くの賛成票が投じられることを想定しておらず、当惑しており、日本からのアクセスは、全てカウントから削除している」とのこと。
俺はこれを読んで、「なら俺も一票!」と思い立った。
「どうせアンケートの最終結果には反映されねーんなら意味ねーじゃん。」 と思う方もいることだろう。 しかし、たとえ自分の投じた票がカウントから削除されたからといって、決して無駄ではないと、俺は思うのだ。 主催者側に、「日本には、この問題に関心を持っている人々がこんなにもたくさんいるのか。」という衝撃を与えることができるからだ。
さて、ロシア語のアンケートページは、その記事に載っていたのですぐアクセスできたものの、肝心の「和訳」のページが掲載されておらず、探さなければならなかった。 質問文の和訳をみつけるのにかかった時間は二日がかりで合計して3時間以上。「北方領土」とか「領土返還」とかのいくつかのキーワードで検索かけて、出てきたページひとつひとつにアクセスして調べたので効率の悪かったこと・・・。
その中で気付いたのは、官公庁とか自治体、特殊法人とかのサイトが多かったこと。目的はひとつなんだから、幾つも似たような団体を作らず、一つにまとめた方が絶対効率的なのに・・・。
で、それらのサイトはどれもはっきりいって「使えない」シロモノだった。 昨年の夏以来更新されてないものすらあって、本当に返還運動盛り上げる気があるの?と思わずにはいられなかった。
本当に真剣に取り組んでいるんだったら、ロシアでそうしたネット投票が行なわれていることをいち早く察知して、HP上に、「アンケート協力のお願い」とか題して、当該ページのアドレスならびに、質問文の和訳くらい作成して公開すべきなのに。
結局、俺が和訳文を見つけたのは、ある右翼団体のページ中の掲示板に於いてだった。
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