蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2016年04月17日(日) きのう九州に降った雨が

4月になったしなあ、そろそろ何か書こうかなあ、なんて思っていたら大きな地震が来てしまった。東日本大震災のときのこわさや心細さがぞわっとよみがえる。

4月14日木曜日午後9時26分頃 熊本県で震度7 (M6.5)前震
4月16日土曜日午前1時25分頃 熊本県で震度6強(M7.3)本震

前震だの本震だの、今回初めて耳にする言葉だ。数日たっても震度6や震度5クラスの大きな余震が頻繁に起きるため、緊急地震速報が10分おきくらいに鳴り響く。追い打ちをかけるように雨や土砂崩れ。最初の地震で持ちこたえたと思っていた建物も執拗に繰り返される揺れに崩れた。

不自由な避難生活をしている方、不安や恐怖や悲しみをなんとかこらえている方、疲労や緊張から体調がすぐれない方、離れたところでテレビを見ながら手をこまねいている。せめて経済活動を止めないこと、余計な動きをして支援や復旧の流れをそがないこと、心に留めること。今の私にできること。

いつか来る、近いうちに必ず来る、と脅され続けている首都直下を思うと身動きが取れない。ふだんから防災、減災を考えつつも、一方で地震そのものは自然の力なのだから、起きることそれ自体はどうしようもないのだということも、自分に言い聞かせる。誰のせいでもない。生き残ったらがんばって生きる。強さとかしこさがほしい。

通過する低気圧のせいで頭がガンガンする。きのう九州に大雨を降らせたやつだ。


蜜白玉 |MAILHomePage