蜜白玉のひとりごと
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夜9時半、帰京。
父と関わるときの心がまえというか気分の違いみたいなものについて、今回気づいたことがあったから、帰って相方に話す。今までは何も意識せず父と向かい合わせで対峙していたけれど、これからは父の隣りに並んで同じ方を向き同じ景色を見て、横の気配でやっていこうと思っている、と話す。どうも正面きってあたると意地の張り合いになりやすい。
それで今はどこに座ってるの?と相方が訊くので、いや実際のことじゃなくて気分の話、と答える。こうすることで父のわがままや要求にそれほどイライラすることなく対応できる(ことが多い。いつもじゃないけど)。そして、どれだけ忍耐強くそのわがままや要求に付き合ったとしても、何かが解決されたり解消されたりすることは残念ながらないこともわかっている。
明日、明後日と仕事。明後日の夜に再び実家へ。相方は私のいない間に家事とまる(文鳥)の世話を確実にこなしてくれている。ひとりだと不眠(夜更かし)になってしまうらしく、申し訳なくて仕方ない。
今日の富士日記 昭和四十一年四月八日〜
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