蜜白玉のひとりごと
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昨日の夕方あたりから腰痛と神経痛が悪化。今までは座っているときだけ我慢していればよかった痛みとしびれが、立ち上がっても歩いても寝てもどんな体勢でもだめになってしまう。
3月3日ひなまつり。仕事を休んで電車に乗って少し離れた整形外科へ行く。行って症状を話すと腰のレントゲンを撮ることに。4番と5番の腰椎の間が狭くなっている。もしかしたら椎間板が飛び出して神経を圧迫する椎間板ヘルニアになっているかもしれないと。一度飛び出した椎間板はもう二度と引っ込むことはないと言われる。MRIを撮ってみないとわからないので、別の病院に行ってMRIを撮ってまた戻ってくることになる。椎間板ヘルニアのことは知っている。母が椎間板ヘルニアでさんざん苦しんだのを見ているのでよーく知っている。
ああ私の椎間板、と雪まじりの空の下、再び電車に乗って別の整形外科へMRIを撮りに行く。待合室もMRI検査もすごく混んでいて、痛みをこらえてひたすら待つ。初めてのMRI検査は耳栓が耳の穴から抜けそうなのが気になった。結局撮り終わって最初の整形外科へ戻ると12時半。午前の診察は終わっていて、午後の6番目の札をもらって駅に戻りお昼ご飯を食べたりして3時過ぎまで時間を潰す。
午後、試験の結果を待つような気持ちで診察室に入ると、MRIを見るなり、結論から言えば椎間板ヘルニアにはなってません、と一言。飛び出てないし、神経も傷ついてないし、きれいな椎間板だと言われる。腰のあたりの縦断面と横断面の2種類を先生と並んで立って(痛くて座れない)まじまじと眺める。椎間板をほめられるとは思ってもみなかった。
痛みは筋肉の炎症、神経痛もそのせい。運動療法が効くとのことでリハビリ室へ行く。椎間板ヘルニア用の理学療法、といっても腰のストレッチと腹式呼吸をきりりと美しい理学療法士さんから習う。薬局で飲み薬と湿布をもらって帰る。
家に着いたら5時半で一日がかりの病院だった。痛みもしびれも消えないが、とにかくヘルニアでなかったことだけが今日の救いかもしれない。
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