蜜白玉のひとりごと もくじ|かこ|みらい
朝7時過ぎ、相方と家を出る。いつもドタバタと慌ただしく飛び出してきては、歩きながら無造作にただ巻きつけただけのマフラーをちょっとはまともな風に直し、風邪予防のマスクをし、耳が冷たいので帽子をかぶり、最後に手袋をはめる。相方に遅れをとらないように早足で、かばんの中身をチェックし(この時点で忘れ物があったとしても戻れないのだが)、納得して前を向く。このところ毎朝、天気予報ではこの冬一番の寒さと言っている。原っぱには霜が降りている。スズメが集まって地面をつついている。
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