蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2007年12月26日(水) 朝のひと時

朝7時過ぎ、相方と家を出る。いつもドタバタと慌ただしく飛び出してきては、歩きながら無造作にただ巻きつけただけのマフラーをちょっとはまともな風に直し、風邪予防のマスクをし、耳が冷たいので帽子をかぶり、最後に手袋をはめる。相方に遅れをとらないように早足で、かばんの中身をチェックし(この時点で忘れ物があったとしても戻れないのだが)、納得して前を向く。このところ毎朝、天気予報ではこの冬一番の寒さと言っている。原っぱには霜が降りている。スズメが集まって地面をつついている。

引っ越してこのリズムになってから2ヶ月半、遅れることなく18分の電車に乗っている。当駅始発の電車は必ず座れる。座って、冬の朝の静かにきらめく街並みを眺める。忙しい朝の、そこだけ別の時間が流れているかのような不思議なひと時だ。ふたつみっつ駅を過ぎればすぐ人でいっぱいになり、窓の外の景色は見えなくなる。今週になってまずは学生が、そして勤め人もだんだん休みに入るらしく、乗ってくる人が減った。

お正月休みには実家へ帰る。天気が良ければ畑仕事に精を出そう。冬だからあまりすることもないかもしれないけれど。


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