蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2005年05月22日(日) 風になれる日

注文していた自転車が届いたというので、自転車屋さんへ取りに行く。その自転車屋さんはうちから少し離れたところにあるので、電車に乗って行く。ひと足先に自転車で到着していた相方と合流して、お店へ。私のかわいい自転車はすでにきちんと組み立てられて、持ち主が来るのをおとなしく待っていた。グレイのフレームに白いロゴ、サドルとハンドルは黒。シンプルで美しい。

ギアの付いた自転車に乗るのは初めて、サドルがハンドルより高い位置にある(つまり前傾姿勢になる)自転車に乗るのも初めてだ。よく見ればタイヤも細い。こんなので転ばないのかと不安になりつつ、おっかなびっくりでこいでみる。乗ってみればおもしろいほど軽く、すいすいとよく進む。坂道の手前でギアチェンジに失敗し、早くもチェーンをはずしてしまう。もう壊した?!と動揺していると、相方があきれた顔でくるくるとなおしてくれた。自転車はかっこいいのに、乗り手の技術がさっぱり追いついていなくて恥ずかしい。風になれる日はまだ遠い。早いところ扱いに慣れたい。

これでふたりの趣味がプールと自転車になった。あとは村上春樹みたいに走ってしまえば、トライアスロンができることになる。でも実際にはとてもそんな体力はないし、第一、長距離走はふたりともとても苦手なのだ。走ろう!なんてことにはまずならない。プールで泳ぐのは楽でも、海となると波があったり塩水だったりで思うように泳げないだろうし、自転車は今でも激走するママチャリに追い抜かれる始末なのだから。


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