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Deckard's Movie Diary index|past|will
邦画のメジャーシーンを歩む平山秀幸の新作『しゃべれども しゃべれども』です。巷の評判は圧倒的に良いのですが、個人的には普通でした。そんなに面白いですかね?確かに国分太一の落語シーンは天晴れですが・・・。オイラが気になったのは、国分太一扮する今昔亭三つ葉に落語を習う3人の人物です。飛びきりの美人なのに会話が苦手な戸河五月、元野球選手で解説下手な湯河原太一、関西弁の為に苛めにあっている小学生・村林優。この3人のそれぞれのキャラクター構築がヌルいんですよ。そりゃ、口下手な人ってのは居ますから、そこに理由なんか無いんでしょうけど、どうにも曖昧な存在感の人間という印象が残りました。森永悠希扮する小学生の村林は多少なりとも納得は出来ますが(でも、なんで落語なんや?)、松重豊扮する湯河原とか、香里奈扮する戸河とか、嘘くさいです。極端過ぎるんですよ!全く想像できないキャラではないですが、ここまで極端ならば、そうなったバックボーンが無ければ説得力がありません。個人的にはもっと普通の口下手な人でも十分だったと思います。唐突ですがフジTVの『あいのり』に出ている“さんちゃん”なんて、良い例でしょ!彼を見てれば分かるけど、日本人の口下手な人って愛想笑いばかりしちゃうんですよ。話は逸れましたが、とにかくしっくり来ない作品でした。それでも、落語の面白さを再認識させられるし、悪い作品ではありません。自分を変えたい・・・悪いところは分かってる・・・でも、なかなか上手くいかない・・・頑張れ!さんちゃん!(って、そっちかよ)
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