Deckard's Movie Diary
indexpastwill


2003年06月18日(水)  NOVO 黒水仙

『NOVO』です。主人公は5分で記憶をなくす男で(またかよ!)、はじめは会う度に新鮮だった彼女だったのですが、やがて自分の存在を憶えていて欲しいと思うようになり・・・。予告編もちょっと面白い雰囲気だったんですよ。ところが本編は退屈極まりないシロモノでした。不必要に濃いカラミ、やたらと登場する全裸シーン、意味のない性癖、アホくさい人間関係、わけわからんカット繋ぎ。終わった後の劇場内のため息ときたら(苦笑)。監督は『夜の天使』『天使の接吻』『TOKYO EYS』のジャン=ピエール・リモザン。全て未見ですが(って、今観られるのは『TOKYO EYS』だけ)観る気が失せました。因みに“NOVO”とは“新しい人間”という意味だそうです。それにしても酷い映画でしたわ!

『黒水仙』。この映画は見事なほど松本清張節が炸裂で御座います。松本清張原作ではないにしろ、例えば最近の『絆』『13階段』とかと同じようなストーリー展開です。とある事件が起こる。一人の刑事がそれを探っていくと次々に新しい事実が出てきて事件は意外な方向へ、やがて明らかになる悲惨な過去・・・というパターン。途中、少しだけ“火サス”気味になるのですが、それは仕方がないでしょう(苦笑)。しかし、韓国版松本清張風ストーリー映画は十分ありうる話しなんですよね。おそらく日本に紹介されていなかっただけで、今までにもあったんでしょう。刑事役のイ・ジョンジュは『イル・マーレ』『純愛譜』『ラスト・プレゼント』とは全くかけ離れた役柄ですが、こういう役も出来るんですねぇ。今までとは違った精悍な印象だったので、最初、同一人物だとは気がつきませんでした(>_<)アチャ!また重要な役柄のアン・ソンギは抑えた演技から一転するラストの叫びが素晴らしいです。まぁ、そういう意味でもこの映画の予告編って見せすぎなんだよなぁ・・・全くもう!肝心の映画の出来は悪くはないですが、もっと良くなる可能性も見えてしまうので、ちょっと残念!という感じでしょうか。この手の話しなら、もっと“あの頃”を濃く描いた方が最後は泣けるんじゃないのかなぁ・・・ボソ。あ、そうだ!こちらのエンディングも♪イマジンでした(>_<)アチャ!


デッカード |HomePage

My追加