Deckard's Movie Diary
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| 2001年08月31日(金) |
チェブラーシカ ラッチョ・ドローム |
気になってはいたのですが、人形アニメがあんまり好きではないので気後れしていたロシア映画『チェブラーシカ』。確かに可愛いです。ギズモの原型?と言われても可笑しくないです。でも、それだけ!それ以外の何ものでもナイです。( ´―`)フゥー...
そのまま『ラッチョ・ドローム』へ!『ガッジョ・ディーロ』『ベンゴ』に続くトニー・ガトリフ監督のジプシー3部作、最初の作品です。彼自信がロマ(ジプシーとかボヘミアンとか呼ばれるインド・ラジャスタン地方から東欧、スペインに放浪する流浪の民の総称)の出身だそうです。映画はドキュメンタリーで、ラジャスタン、エジプト、トルコ、ルーマニア、フランス、スペインと流浪の民を撮影し続け、その間に衣装は地味になり、音楽は切なく力強く、歌詞も過激にストレートになっていきます。8歳くらいの女の子が力強く「死ぬまで追いかけられる!どこへ行っても泥棒扱い!」なんて唄っています・・・・。文字を持たないロマ文化の心の叫びが・・・・御暇なら見て下さい。チビっと涙も出てしまいました。タイトルの意味は「よい旅を!」。
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