Deckard's Movie Diary
indexpastwill


2001年02月15日(木)  溺れる魚 ザ・カップ(夢のアンテナ)

 モノ凄い勢いで見まくっている新世紀!本日1本目は『溺れる魚』。監督は、TVドラマ『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』で、レアな映像センスを武器に一躍脚光を浴びた堤幸彦。『ケイゾク映画・ビューティフルドリーマー』に続く新作です。前作も中途半端な出来でしたが、今回も中途半端ですなぁ・・・。スラップスティックなのか、シリアスなのか、どうもヨクわからない。TVドラマだと、ストーリーをゆっくり進ませることが出来るし、回によって出来不出来の差があってもさほど気にならないけど、映画はねぇ・・・。ちょっと力不足!ラストのオマケもくだらないし、無い方が良い!

 気を取り直して『ザ・カップ 夢のアンテナ』を見に行く。ブータン映画!ブータンって知ってます?チベットにあるんですよ。製作がジェレミー・トーマス(戦場のメリークリスマス、ラスト・エンペラーなど)なので一癖あるワケです。チベットで修行する少年僧たちが、苦労してサッカーのワールドカップを見るハナシなんですが、映画の焦点がボケてるんですねぇ。こちらも、監督として力量が問われる結果になっています。とほほ。題材は魅力的ですし、傑作になる可能性があっただけに残念!


デッカード |HomePage

My追加