恐らく、彼は通ったのだろう。 あたしの住む街を。 そんなとき、少しだけあたしの事を考えるのだろうか。 1度も会ったこともない、声と文字しか知らないあたしを。 彼の中で、あたしはどんな風に描かれているのだろう。 所詮おばちゃんだから、そんな感じで想像されているに違いないだろうが。 あたしの中には、彼の顔はかすかに残っている。 いつぞや頂いた写真の表情。 その写真も、一体どこにいってしまったのか今となっては探す術もない。(笑) もしかしたら、また電話がかかってくるかもしれないと淡い期待を持っていた私は、今日1日中携帯電話をしっかりと自分のそばに置いていた。 (いつも、あまりちゃんと持っていないんですゎ・・)
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