こんな日記を毎日書いてはいるけれど、自分はかなりな道徳的人間。 だから、不倫には反対なのだ。 矛盾しているじゃないのと思われても、とにかく賛成できないのだ。 このサイト中の、22歳年下の彼へ、という日記をご存知だろうか? 私は、これまでにも何度かその題名だけは見たことがあったのだが日記に目を通す事はしていなかった。 その題名からは、明らかに不倫のにおいがぷんぷんと立ち込めているし「セキララもの」の類だろうと思っていたからである。 しかし、昨日なんとなく読んでみる事にした。 好奇心だけはまだ多少持っているからね。(笑) 12月の最初で、日記は終わっていた。 それ以上何も更新されていなかった。 最初から読み進むうちに、事情が次第にわかってきた。 筆者は大学生との不倫をしていたが、不治の病に冒された。 様々な思いに駆られながらも、仕事をしご主人への思慕の心も薄れているわけではなかった。筆者は、離婚話をご主人に持ちかけていた。 不治の病であることを、彼には告げていなかったようだ。 日記は「これ以上続けられません」という文章を最後に終わっている。 その後の事はわからない。 削除しない限り、このサイトに彼女の想いは残る。 生涯で、たった2度の恋だった彼女。 道徳心だけでは、はかりしれない物を感じずにはいられなかった。
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