牛。





＜第一話あらすじ＞

どこにでもいるような女子高に通う、
料理が苦手な女の子。

今日は憧れの先輩との初めてのデート。

行き先は、
まだ春には少し早く風もちょっと寒い遊園地。

お昼時になり、ベンチに座ると彼女が

「あんまりおいしくないかも...」と

うつむいて先輩の目も見れぬまま自信なさそげな感じで
早起きして作った手作りのお弁当をさしだす。

料理が苦手と聞いていたから
まさか手づくりのお弁当を作ってくれるなんてとびっくりの先輩。

「ありがとう」と先輩がそのお弁当を受け取ると
彼女は慌てて手を後ろにひっこめる。

なんでかな?と気になって
その後ろにひっこめた彼女の手をゆっくり前にもってくると、
指にはたくさんのバンソウコウ。

「あたし、料理とか苦手で...てへ」

そんな彼女役がハマり役でおなじみ
星野☆ぽえ夢ことノチャコ・ウォーリアーです。アチッ!（耳たぶに指）


今、
この日記を読んでくれてる男子の8割が
抱きしめたいと思ったはず。


やっぱ、モテ要素は
『ギャップ』と『優しさ』ですね。

普段、ボーイッシュでとても元気な女の子が
ふとした時に見せる涙とか。

それを誰かに見られたるのに気づいたら
「カッコイイ男の子に見とれてたら転んじゃって」とか。


そんなのすごくいい。


30歳過ぎて改めてイイと思う
昔のあだち光的な世界。


でも逆に、
女性もよく『ギャップある人がいい』とか言いますが
もっと具体的にその『ギャップ』をあげると
どういうことなんでしょう？


『みんなの前では恐もて系なんだけど、私の前では甘えん坊』みたいな？

『普段クールでぶっきらぼうな人が
　雨の日に捨てられた子犬を拾ってコートの中で抱きかかえる』みたいな？

ワイルド＆スウィートな感じがいいの？

だったら
『柔道部の主将 兼 編み物部部長』だっていいわけでしょ？


『いつもは渋い部長が時おり見せる無邪気な子供のような笑顔』

これだって、ただの
『ネクタイとおしめが似合うロマンスグレー』なだけだし。


あ。

あれかな？
『意外性』と『どっちか分からなようなミステリアス』さも
いいんでしょ？


『人懐っこい人見知り』

『アクティブな引きこもり』

『サラサラヘアーの脂性』

『ガラガラ声のウィスパーボイス』

こんなん いくらでも例え出るけど、
これに絶対モテ要素はないと思う。
（なんか今、中高生みたいなこと書いてるな。。。）


ふぅー。
恋愛まだまだ勉強中の34歳の乙女心です。