2005年11月08日(火) |
西川峰子ってローソクを吹き消さずに唄うのと、おっぱい出してるイメージしかないね...nochanです |
カラオケは流れを読むのに意外とセンスがいる。 明らかにその場の人の雰囲気で唄ってイイ歌とダメ歌を判別するセンス。
言わば、場の空気を敏感に察知するDJ的センス。
2〜3人でボックスに言った場合。 元気な歌的な流れから急にバラードっぽいしっぽりタイムに移行してきても 順番の流れが早くすぐに対応できるので、 失敗は少ない。
例えば、自分が元気系な歌を唄った後、次の番の人が急にバラードを入れ、 その後の人も続いてバラード曲をもってきたとして 場の空気が「しっとりした歌をうたう空気ですよ」となっても 自分の番がくる1つ手前までリアルタイムに空気を読めるのでミスはほぼない。
でも10人以上でカラオケにいった場合。 順番をスムーズにまわすため、 唄い終わった人は割りと早め(or唄い終わってすぐ)に曲を入れなくてはいけないので 今の空気で曲をチョイスするぶん、急な流れの変更には対処しずらいのが多い。
例えば、 場の空気がバカっぽい系や、ネタっぽい曲の流れになってる場合。 自分が何かネタ系の歌を歌い終わって、またすぐの次の曲を選ぶ時は 今の流れがネタ系の流れなので、またネタ系の曲をチョイスしてしまいがちだったりする。 しかしそれで、そのままネタ系の流れで自分の番まで行けばいいのだけど、 何かの拍子で、自分の番がくる4〜5人前からバラード系の流れになったりすると 明らかに場違いな空気をビシビシと感じる 精神的な大ヤケドを負ってしまうことになる。
仮に自分が いなかっぺ大将の「大ちゃん数え唄」を入れて順番待ちをしてたとして 自分のちょっと前から浜崎あゆみ系のバラード、平井堅やケミストリー系のバラード 中森明菜の「難破船」系 ものすごい重圧を感じる暗い曲と続いて 完全に場の雰囲気が重くなったとこでの自分の番の「大ちゃん数え唄」
たぶん、その数え唄も10まで数えることなく、 2ぐらいで場違いの重圧に耐えかねてひとり号泣です。(ドボジデ涙で)
ある意味、どんなに思い出のあるバラードよりも号泣できます。 (中森明菜の難破船以上深い海に沈むことになります)
カラオケは生き物です。 時として、するどい牙を剥いてくる恐ろしい怪物です。
みなさんも都会のビルの片隅に棲む恐ろしい怪物にお気をつけください。
『本当にあった恐い話』 東京都下町在住 Nさん(32才・男性・デザイナー)の体験談より抜粋。
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