suzu3neの雲収集家な日々

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2006年06月18日(日) 電池式。

やっちまった。
この二日……資格の勉強そっちのけで本とCD&DVD(MC集)漬けになっちまった……。


『拝み屋横丁顛末記 1 〜6』
同人時代から応援してるんで、思わずまとめ買い&読みまくり&爆笑、そして激萌え(もちろんふみよちゃんとそのパパにだ)
花火の回とセーターの回はマジで泣けた。落語の話はボロ泣き。
自分、お馬鹿で単純だから、この手の話に馬鹿弱い。
神学校時代の悪魔祓いの話とかも、一部まんまパロってたけど、スタンドバイミーでよかったなぁ。今は爺なわけだけど(笑)
個人的に一番好きなコマは四巻の「すいませんでした(半笑い) なんでうれしくないんだろう…」なんですけど(ニヤニヤ)
それと新キャラのエンジェルさん。濃すぎる(爆笑)

『locus. and wonders.』
『live:locus. and wonders. TOUR ”FINALIZER” 2005.6.17.SHIBUYA AX』
スクーデリア・エレクトロ

今更ながら解散した事を思い知った。このCD聞くまではわりと冷静だったんだけどなぁ……DVDのMC集はたまらんかった。TRUTHとかレインボーとか、わりと王道なものも大好きだけど、WHITEとかロックンロールミッシングとか、文字と映像(CGでグルグルする系)の乱舞するものに極端に弱い事を再確認。
それにしてもよっしーは印象(というか、衣装?)がころころ変わるな(笑)
てらみんは問題外。さすがさりげなく夜の帝王(何歳だよ、あんた……ある意味若すぎだよ……)

(上記の作品&CDはブログでリンクしてあります。字数制限あるのね、えんぴつって……)
(ちなみにアフィには入ってませんので、儲けはないです……)




老ヴォールの惑星
蒼穹のファフナー


闇の左手
夜の言葉


最近、SF濃度が高くなっている影響の一つです。
片っ端から星雲賞受賞作とか、●●年度SFマガジン読者推薦書みたいな本を読んでます。ゲドもミヤザキでやるっていうのに、ル・グインはハイユニバース系(でいいんだよね?)しか読んでません。なんでかね(ヒネクレ者)それと演説集(「夜の言葉」ね)だけだよ……。

ファフナーは昔、弟に頼んで為録りしていたものを一気に観た事があって。
脚本家騒動についてはノーコメント(特撮以外でも遭遇するとは思わなかったよ、こんな問題……)
弟が外伝を録画して、えらく感動していたもんだから(自分はまだ未見)、買ってみても良いかと。
残念。とても良い物でした(何を期待してたんだか)
小川氏の作品は初読。なるほどなるほど。
やすみんの作品を綺麗に、美味くまとめる名シェフの手で転生させたみたいだ(自分でも何言ってるのかよくわからんが)
グロっぽくなってもおかしくないのにグロじゃないし、むしろ爽やかな気分だ。後味良好。題材的には普通かもしれないのに、脳裏にずっしり残ってるよ。なぜだ。
それにしてもこの人、ある意味凄い経歴なのね……叩きあげの力を見せ付けられた気分だ(超のつく誉め言葉)


他にも読んだり聞いたりしたものは多数あるんだけど……とりあえずここまで。

ところでこんな作品知ってます?

ソングマスター


自分、この人の作品はこれぐらいしか知らないんですが、かなり好きな部類にはいりますね。SFという物を読み始めた頃に読んだせいもあるのかもしれませんが。
あらすじを物凄く偏って短く言うと誘拐されて両親から引き離された凄い音楽の才能(歌を歌うんだけど、全部即興なんだぜ。歌で会話するんだ、僕ら)を持つ男の子が、その魔性の男っぷりを発揮して皇帝やら将軍やら普通のゲイやらを虜にした挙句、皇帝に登りつめて良政を敷くが、最後は育った場所に帰って来る(絶対違ッ!)
ショタ属性のお姐さんにはたまらない作品(違うってば)

まあ、真相は自分で読んでもらうとして。

この作品の中で、主人公が感情をコントロールしてるんですね。そういう教育を受けたせいなんだけど、教師達の予想以上に強いコントロールをしていて、その辺りも物語のキーになってくるんですが。
で、なぜコントロールしているのかというと、歌として表現する時の為に、感情をストックするわけです(確か。うろ覚え)
感情のダムが一杯に貯まっていればいるほど、深みのある歌を歌えるからという(やっぱりうろ覚え)

で。何がいいたいかというと。


自分、随分こういう楽しみから遠ざかってたんだなぁという事。
自分の中に、感情のダムが作れていなかったんだなぁという事。
商品化された作品を見て、読んで、そういった感覚が枯渇していた事に気づかされました。
そう、かつてはこういう生活を日々過ごしていたのだよ、自分は。
化学反応のように、一冊の本とインスピレーションと文字で、別の何かを自家発電させていたはずなのに。
実家に帰ってきてからは、何もできなかったような
(というか、させてもらえなかったような)

すっげー、充実感。

胃袋の後ろ辺りに、ずっしりと貯まってきた「衝動」がわかります。
(ん? それってすい臓?)
これが感情のダムなのねって感じ。

そんなんで。
そろそろフラミンゴが完結できそうな予感(え、今更!?)

(っていうか、話がそこに来るまで何行使ってるんだ?)


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