suzu3neの雲収集家な日々

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2003年01月24日(金) 授業の発表。

唐突だが私、大抵の授業で行う専門領域の研究発表は、大の苦手なのです。


築音さんに言われて気付いたんですが、私は自分で「これ以上●●じゃないと」という基準を作っているらしい。大抵の事は。
例えば異性。
性格はこんな感じ、容姿はこんな感じ……という組み合わせの、自分的偏差値が平均点をオーバーしていないと「異性」として見れないらしい。そういう「基準をつくってる」意味で「あんた、メンクイだぞ」と断言されてしまいました(笑)



だからなのか、酒飲み友達(この場合はもちろん異性の事)をそんな風に見れないのは……(納得)



……なんか、嫌な奴みたいだな、私……(汗)



気をとりなおして。発表の事です。
発表の時、声が緊張して震えている時とそうでない時があって。
これは要するに「自分で納得できる下準備ができたかどうか」の震えなんですよね。納得できてれば堂々と発表してる。でも納得していないと引きつって過呼吸寸前まで焦りまくる。ちなみに、この歳になってはじめて、過呼吸というものの辛さを垣間見た人間です。発表が日常的になるまで、こんな症状に見まわれた事は無かったんですが……。
各人が専門分野の、その更に専門分野を担当してるから、みんなそれぞれ、何をやってるのか発表を聞いていてもわからない時があるっていうのに、何を緊張してるのやら。

(誤解されないように言って置きますが、もちろんみんな、専門領域の基礎的な知識はあるんですよ。ただ同じ知識でも「あ、その説は○○先生の晩年の説だよね?」というレベルまでには達していないっていう感じで、『専門の中の専門』はわからないという事です)
特に私は、研究室でも一歩浮いた部分の研究をしてる人間なので……細部までわかってる人、先生の中にもいないし(笑)
もちろん論理の矛盾などは指摘されますけどね。


そんな、発表の日々もおしまい。
うまくいけばこれが最後の発表になるはずだから。


でもその最後の発表、やっぱり声が震えていたんだよなぁ……(遠い目)
ちと手抜きだと自覚してたぐらいだからなあ……辛かったよ。
質疑応答はスラスラ答えられるのに、どうしてレジメ読む時は緊張するんだろ?
あれかな?

自分の小説を目の前で読まれると身もだえする
――っていう、あの感じの変形?(笑)

……。
……やばい、洒落になってねぇ……(汗)


唯一の救いは、尊敬する学友(本気で尊敬してるさ、一部の先生より 笑)に「今日の発表では一番面白い発表だったよ」と言ってもらえた事かな。
それだけでも、最後の発表した事に意義を見出せたような気がします。
(それぐらいヘロヘロの発表になっていないか、不安だった)


とりあえず、徹夜でレジメつくる日々は終わったという事で。
徹夜の日々は……今回の発表内容をまとめたレポートを、徹夜でまとめる日が残ってるんですけどね。震えるかどうかの心配をしないでいいというだけで、だいぶ気が楽になりました(笑)
とりあえず一段落ついて、ほっとしたという話でした。



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尊敬する我が学友に一言、超のつく私信(読まれない事はわかってるけど)
「それにしても君、私に進学をすすめる前に、あなたが進学しないさい。マジで。君みたいなのが学問を極めるべきです。就職決定しちゃったけど、今からでも考えなおしてくれ。頼む!」


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