suzu3neの雲収集家な日々

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2002年08月20日(火) ウチの錬金術師って知ってる?

さて。
いきなりなんでこんなタイトルなんだろうな……(遠い目)

「R−T−X」はおろか、実は私の書く小説のいろんなトコロに顔を出してる汎用キャラ(?)、ギル・ウインドライダー。
こいつのあだ名に「現代の錬金術師」なんぞ最初に名づけたのはいつだったか(笑)
いや、最初はイメージだったような。物(道具)作るし、医者だし、いろんなオカルト知識持ってるし、裏設定で(ゴニョゴニョゴニョ)……まあ、変わりモンの魔術師程度の気軽な感じでつけたはずです。
でも「錬金術とはなんぞや?」と考えた時、今更ながら「わお! ぴったりやん」と自我自賛中。はい、バカです。

でもみんな、錬金術師って「金を作る人」ってイメージですよね? 実際作ろうとしてた人が大半だけど。
ウィザード●ィなら魔術師の亜種で、物質を介して魔法をつかう人みたいだし。
錬金術が科学の基礎になったり、レオナルド・●・ヴィンチ、コ●ルニクスすら錬金術的思想の影響を受けた事なんぞ、あまり知られてないような気がします。
錬金術的思想って、中世ヨーロッパの、キリスト教が拾いきれなかった民間信仰やら民間の思想をいろいろ含んでるんですよ。
あの時代のあの地域の民間人って、たぶん現代日本人の大半が思ってるほど綺麗でも頭良くもないです。日本の都市の方がある意味綺麗だし、ちょっと後になるけど、江戸は当時世界的に見ても最高水準の綺麗な都市だったし(パリは糞尿だらけ。だからハイヒールが発達した)
そんなヨーロッパ中世は素朴です。素朴な発想で金を作ろうとしてます。素朴過ぎて涙が出ます。

……民俗学っぽい事を勉強中の私、レポートをまとめる前にここで思考をまとめてるっぽいですね。


えっと。
錬金術に興味がある方は、ちょっと調べてみたらいかがでしょう?(逃)
はっきりいうと、錬金術の極意は金を作り出す事じゃないとわかります。

ちなみに「R−T−X」で出てくるディメンションダウンやら何やらいうとるギルの理論は、錬金術とは全く関係ないのであしからず。


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