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2002年12月09日(月) 脇で光る60年代生まれの女優

今、ハリウッドで一番「主役を張りやすい女優」といえば、
年齢に限定して言えばですが、30代の人たちでしょう。
ジュリア・ロバーツ然り、ニコール・キッドマン然り…で。
とはいえ、映画ファン以外への知名度はイマイチでも、
有り余る実力で、しっかり脇を固める人たちも多数います。
今日はそんな中でも1960年代生まれの人たちに絞り、
4人ほど御紹介したいと思います。


リリー・テイラー
Lili Taylor 1967年2月20日生まれ

決して美人とは言えないけれど、
確かな演技力と親しみやすさが強い武器で、
息が長そうな女優さんです。
『ミスティック・ピザ』『セイ・エニシング』
『I love ペッカー』『ハイ・フィディリティ』
などがお勧めです。
主演作では『あなたに言えなかったこと』など。

モイラ・ケリー
Moira Kelly 1968年3月6日生まれ

正直、「よくこの世界で生き残ってるな…」と思わせる、
その辺のねーちゃんにしてはキレイ、という部類の人。
とはいえ、『きっと忘れない』の発展家の女子大生、
『ミルドレッド』のジーナ・ローランズの反抗的な娘など、
印象に残る役も多く演じています。
現在NHK総合で放映中のテレビシリーズ
『ザ・ホワイトハウス』では、
広報部メディア担当のマンディを好演しています。

メーリー=ルイーズ・パーカー
Mary-Louise Parker 1964年8月2日生まれ

初体験でHIVに感染する
生真面目で不運な女性(『ボーイズ・オン・ザ・サイド』)から
子供たちを愛しながらも生活に疲れる母親(『依頼人』)まで
なかなか芸域の広いヒト。
清潔感あふれる白い肌がすてきです。
あ、よく考えたら、『ボーイズ…』は主演級ですね
でも、使い方さえ誤らなければ、絶対「いい女優」だと思うので、
やはりここに挙げさせていただきます


ケイト・ブランシェット
Cate Blanchett 1969年5月14日生まれ

この人に限っては、「脇でも光る」と言いたいほど、
主役もいっぱい張っています。
最近、妊娠が発覚し、[自分たちに役が回ってくる!]と
多くの女優が小躍りした…と言われるほどの売れっ子ぶりで、
話題作も多数。
『耳に残るは君の歌声』のロシア人ダンサーや
『シッピング・ニュース』の主人公クォイルも亡妻などが、
個人的にはお勧めの脇役ですが、
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた
『エリザベス』は壮絶でした。


ユリノキマリ |MAILHomePage