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2002年10月02日(水) |
ジャングル・ジョージ |
今日10月2日の花は黄花コスモス、 花言葉は野性的な美しさだそうです。
ジャングル・ジョージ George of the Jungle 1997年アメリカ サム・ワイズマン監督
60年代にアメリカでつくられたアニメーションの実写映画版ですが、 オープニングの“George, George, Georgeof the Jungle”という テーマ曲を聞いて思い出しました。 これ、日本でも放送していましたね。 いつごろか厳密には忘れましたが、70年代でした。 内容は全く覚えていないのですが、 (というか、内容と呼べるものがあったか!?) あのテーマ曲には聞き覚えがあります。
アフリカ・ジャングル上空に墜落した飛行機から、 赤ん坊が放り出されてしまいました。 その子供は、人間の言葉(英語)を解するゴリラに育てられ、 動物たちに見守られ、すくすくと成長していきます。 その彼の名が“ジョージ”です。
そして-、25年の歳月を経て、ジャングルの王者となっていた ジョージ(ブレンダン・フレイザー)は、 ひょんなことから密林に迷い込んでしまった 都会のお嬢様アースラ(レスリー・マン)と出会います。 お互いがお互いの、自分にはない魅力に惹かれ、 (2人とも美形ですけどね。けっ) たちまちのうちに恋に落ちますが、 アースラには嫌みなフィアンセがいましたんでした。
ある日、ジョージの育ての親であるゴリラが、 重傷を負ってしまい、治療のために、ジョージアともども アースラの自宅があるサンフランシスコに行くことになります。 野生美を誇るジョージは、 アースラのお嬢様仲間たちにも大人気ですが、 ジャングルが育んだ彼の陽気さ、天然ボッケーさは、 文明どっぷりの都会生活の中では、 騒動のもとでもありました…。
コメディー映画のお約束がたっぷり詰め込まれていて、 理屈抜きで楽しみたい映画です。 (逐一そういうところにツッコミながら見るのも一興ですが) B.フレイザーには、 ぜひともこの映画でブレイクしてもらいたかったのですが、 それは『ハムナプトラ』まで待たなくてはなりませんでした。 とはいえ、『ハムナプトラ』で彼を見初めた映画ファンが、 この『ジャングル…』を見て、 彼の別な魅力に触れるというのもアリです。
この映画のために来日した ブレンダンのインタビュー記事を読んでいたら、 「僕は1968年生まれ。中国ではサルの年だ」 というようなことを言っていたようです。 私も私も~、とか、日本でもだよ~、などと、 記事を読んではしゃいでしまったのを覚えています。 あのブレンダンが、「僕はサル年なんだ」などと、 いつもどこかで意識しながら生活し、 あまつさえ、他人に向かって 「君は70年生まれ?イヌの年だね」などと、 いちいち反応していたら愉快だなあと思います。 (いや、そこまで干支に詳しいかどうかはわかりませんが)
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