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2002年08月25日(日) |
映画よろず屋週報 Vol20『去りゆく夏』 |
*****映画よろず屋週報 Vol20 2002.8.25*********************
皆さん、こんにちは。 このメルマガも、おかげさまで20号目の配信となりました。 今後ともよろしくおつき合いくださいませ。
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特集「去りゆく夏」
私の住む福島の各学校は明日から始業式です。 皆さんのお住まいの地域は、どんな感じでしょうか?
8月最後の日曜日となる本日は、 「夏休み」が登場する映画にこだわってみました。
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ポケットモンスター ピカチュウの夏休み(短編) Pocket Monsters: Pikachu's Summer Vacation 1998年日本 97年冬の、いわゆる「ポケモンパニック」と言われた事件を経て、 満を持して公開された長編「ポケットモンスター ミューツーの逆襲」と 併映された、ラブリーな短編(23分)映画です。 ポケモンオールスターズによる、ウキウキするような夏休みの1日。 当時少し話題になったANAの「ポケモンジェット」の中でも 上映されたとか。
冬冬の夏休み 冬冬的假期 A Summer At Grandpa's 1984年台湾 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督
フランスの想い出 Le Grand Chemin 1987年フランス ジャン・ルー・ユベール監督
愛に翼を Paradise 1991年アメリカ メリー・アグネス・ドナヒュー監督
上記3本は、驚くほどシチュエーションが似ているのですが、 (殊に『愛に翼を』は『フランスの想い出』のリメイクと言われています) それぞれに違った魅力があります。 台湾の田舎、フランスの田舎、アメリカの田舎、 皆さんなら、どこで夏の休暇を過ごしたいと思いますか? 私は映画への好感度もあり、断然台湾です。
おもひでぽろぽろ Memories of Teardrops 1999年日本 高畑勲監督 実はこの評判の悪い映画、私は嫌いではないと思っていたのですが、 最近、原作を読む機会があり、何となく「違う」と思ってしまいました。 原作の持つオトボケ味が、全く表現されていないと感じたからです。 ……と言いつつ、かなり頑張っているなと感じる点もあるので、 もしも食わず嫌いの方がいらしたら、 テレビ放映の折にでもごらんになることをお勧めします。
スタンド・バイ・ミー Stand by me 1986年アメリカ ロブ・ライナー監督 スティーブン・キング原作の非ホラー作品。 1959年、アメリカの片田舎を舞台に、 夏休み明けには中学生になる4人の少年の小さな冒険の旅を描き、 その4人の演技も大評判になりましたが、 個人的には、「男の子ってしんどいなぁ…」という感想だけが残りました。 4人の中で最もかっこよく成長したのは、意外や意外、 おでぶのバーン少年を演じたジェリー・オコネルでした…が、 生きていれば一昨日で32歳になっていたリヴァー・フェニックスは、 一体どんな青年になっていたでしょうか。
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