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2001年11月16日(金) 脇で光る50年代生まれの女優

突然ですが、私は1968年生まれです。
30代になってわかったのですが、40~50代の人が、
いろいろな意味で「同世代」みたいな気がするんですよね。
(…よね?と同意を求めて適当かどうかわかりませんが)
10年前、20代前半だった私にとって、
30・40代の女性というと、まぶしい大人たちでした。
ミシェール・ファイファー、エマ・トンプソン、
シャロン・ストーン(50年代生まれ)、
ダイアン・キートン、スーザン・サランドン(40年代生まれ)など、
“すてき”の見本のような女優たちの存在のせいもあるでしょう。
そこで、昨日の『パパとマチルダ』の項で
名前の挙がったキャサリン・オハラも含め、
芸歴長くいろいろ出ていて、派手にスポットが当たることはなくても、
映画ファンの記憶には確実に残っていそうな、
(ついでに先々の息も長そうな)
すてきな女優さんたちに、敢えてスポットを当てたいと思います。
とりあえず、今日は50年代生まれ編として、
あすまたネタがなかったら、40年代編もお送りします。

キャサリン・オハラ(1954年生まれ)
ナニゲに芳村真理さん似の、ちょっときつそうな美人
①『ビートルジュース』ではウィノーナ・ライダーの母親役で
怪演を見せました。
一番人々の印象に残ったのは、
②『ホーム・アローン』での「ケビン!(を忘れてきたわ)」の
絶叫シーンでは?
ほかにも近作では③『ドッグショウ』に出演しています。

マーシア・ゲイ・ハーデン(?年生まれ)
なぁんてことでしょう。
実は、彼女のバイオグラフィーが判りませんでした。
でも、多分40代と推測されます。
見るたびに印象の違う彼女は、私のひいきの1人です。
④『ミラーズ・クロッシング』⑤『フラバー』
⑥『この森で、天使はバスをおりた』
⑦『ジョー・ブラックをよろしく』⑧『スペースカウボーイ』などに出演
2000年度(2001年3月発表)のアカデミー助演女優賞を受賞しましたが、
肝心の受賞作の日本公開情報がまだ入っておりません…
私は『この森で…』の彼女の演技が一番いいと思いました。

ケイト・ネリガン(1951年生まれ)
比較的近作は、⑨『サイダーハウス・ルール』のポール・ラッドの母親役
金持ちで人間ができた婦人という役どころでしたが、
ベタベタなほどのH系も結構似合います。
⑩『恋のためらい フランキー&ジョニー』⑪『キルトに綴る愛』
などでも見られます。

アマンダ・プラマー(1957年生まれ)
あの“トラップ大佐”ことクリストファー・プラマーの娘でもある、
かなり個性的なルックスと雰囲気のある女優
80年代、⑫『ガープの世界』⑬『ホテル・ニューハンプシャー』と、
ジョン・アーヴィング原作もの2作品に、重要な役で出演し、
⑭『フィッシャー・キング』では、
『ガープ…』で束の間の共演をしたロビン・ウィリアムズと
恋仲になる女性を好演しました。
もう少しウエートがあったら、『サイダーハウス・ルール』で
メロニー役なんか演っても似合いそうでしたが、
ふたを開けたら映画にはメロニー役が存在しなかった…
きっと彼女が肥っていなかったのが悪いのでしょう(独断)。

文中出てきた映画の原題
①Beetlejuice ②Home Alone ③Best in Show
④Miller's Crossing
⑤Flubber ⑥The Spitfire Grill ⑦Meet Joe Black
⑧Space Cowboys ⑨The Cider House Rules
⑩Frankie & Johnny ⑪How to Make an American Quilt
⑫The World According to Garp ⑬The Hotel New Hampshire
⑭The Fisher King


ユリノキマリ |MAILHomePage