気ままな日記
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先週の人事異動により、新しいメンバーでの稼働が始まった。 管理課の職員はひとり減員となったため、ひとりあたりの仕事量は増えた。 にもかかわらず、なんとなく気持ちが浮き立つのはなぜ? 思い当たるに、3年目、4年目といったこの事務所での古参にあたる人々が転勤によって、よそへ転出になったから……。 だからといって、決して彼女たちが横暴だったわけでも、厳しかったわけでもないのだが、新しく来たばかりのわたしたちはこれまでどこか遠慮していたフシがある。 それが今回、2年目のわたしたちが中心になって、使い勝手のいいように、事務用品や備品を並べたりしているうちに、どっしりと腰がすわってきたような、この事務所を「とりしきって」るような心地よさに浸ることができたのである。
とはいうものの、今回着任してきた副所長は気難しい方らしい。 課長は、「俺とはたぶん気があわねえ」などと言いながら、副所長と自分の机の間をさりげなく離していた。
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