職場にやっと冷房がはいった。気が付けば季節はいつのまにか夏。周りに壁をつくったり、棘を植えたりして、ムダなエネルギーを使いながら、日々は全速力で過ぎていく。わたしにできないことはできないと、あっぱれなほど線を引きすぎて、ぐるりと防風林を植え込んでいるせいか、風当たりは一層強く感じられる。不器用で融通の利かないわたしに直面するたびに、自分を大切にしているんだか、粗末にしているんだか、わからなくなる。