気ままな日記
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2002年02月06日(水) 研修

職場の研修で手話講座に行った。
聴覚に障害のある講師の方が、「ある日突然耳が聞こえるようになったら、それが一体何の音なのか、これから全部覚えていかなくてはならないので、とても困るだろう。」と、ウイットに富んだ話をされていた。
”あたりまえのこと”が実はあたりまえではないこと、ひとつのことにも新しい見方がいくらでもあることを、今日の話で聞かせてもらった。
それにしても久しぶりに暗記物の勉強をしたので、さび付いていた頭が、ドッと疲れた。

追記: 聴覚障害者の方たちの、表情の豊かさが印象に残った。
怒りを伝えたい時は怒った表情をし、楽しい時は本当に楽しそうに笑い、決   しておなかが煮えくり返っているのに笑ってごまかしたりしないように思えた。
自分の言いたいことを表情、口の動き、手の仕草、あらゆる手段を使って相手に伝えようとする・・・。
一般には耳が聞こえることが”健常”ってことになってはいるけれど、健全なコミュニケーションということに関しては、彼らに教わることはたくさんあるという気がした。


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