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彼女は - 2002年06月28日(金)

感情のままをあたしにぶつけてくる

理論的に返そうが
感情的に返そうが

彼女は 傷つく

いや

傷ついたとアピールする

本当に 傷ついたとき 人は

傷ついた事さえ 言葉にできない




よその家は と言う

よそは関係ない

あたしはあたしの価値観

道は一つじゃない



誰かに言われるから
誰かに呆れられるから
誰かに笑われるから

そんなことじゃなくて
自分の価値観で話してよ

あなたは言う事を聞かないと
他人の言う事ばかり聞くと

そう言って嘆くけれど
この年になって 親の言う事を 
はいはいと聞く娘なんて 
親にとっては良い娘かもしれないけれど
主体性がないどころの話じゃない
そんな娘に育てて あなたがいなくなった後
それこそ どうやって生きていくと思うの

一人で生きていく なんて思ってるわけじゃない
でも いつも誰かに べったり頼らなければいけない
そんな人生は いやなの
あたしは あたしの足で立っていたいの
でも それは あなたを 親を 家族を 回りを
否定しているのではなくて 支えられていると
自覚していることとは また別の話

どうして
わかってくれないんだろう

あたしが 何故 家を出たのか
どうして
わかってくれないんだろう


ちがう

わかりあうときは こないんだ
だって お互い 自分の立場でしか
考えられないんだもの

でも

思いを 遣る事はできるよね
その上で

どうしても 
譲る事ができなかった
あたしの 選択



そうして
あたしを責めれば責めるほど
あたしはあなたを

あなたを


嫌いにはなれない


ただ

あなたが居なくなった後
きっと 激しく激しく後悔するんだろう



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