ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2008年05月15日(木) 楽しくて仕方がないんやろな♪

出先の若い子がこの4月から
何を思ったかバスフィッシングを始めた

「フジタさん、バス釣り教えてください!」

それ以来
釣具屋さんに付き添ってルアーを物色したり
休憩時間はことあるごとに質問攻めにあっていた(今もデス:笑)

先日の雨の土曜日は一緒に釣りに出かけた

はじめ僕は彼を

【・・・はは〜ん、手軽にやれそうやしやってみよレベルやろな】

そうタカをくくっていたので
早朝から一日雨と分かっていたこの日
絶対にキャンセルのメールが入るだろうと思ってたら・・・

「今もう現場に向かってます!」

この返事で僕は俄然楽しくなってきた
間違いなく釣りバカの資質を持っていると確信したからだ

これまで自分で釣りに出かけること数回
彼はまだ一度もバスを釣ったことがない

僕が目の前で釣り上げたバスは
だだ降りの雨の中をコンビニカッパで頑張る
彼のテンションを否応にも上げた

しかしながら
難コンディション(人間にとってです)のなか
意気込み実らず彼はバスをおがめず終い

帰りのスーパー銭湯で(すんごい冷えたのよ:笑)
釣れなくてショゲてるかと思いきやまたも質問攻めにあう

「なんかもぅ、四六時中釣りに行きたいんデス!」

その気持ちは僕もホントによく分かる

僕がバス釣りと出会ったころは
ほぼ毎日が歌ってるか釣りしてるかどっちかだった(笑)

音楽活動以外の日常はこんなんだった↓

帰宅するやすぐ「お母ちゃん、ちょっと行ってくるわ」
早朝も起きたらすぐ「お母ちゃん、ちょっと行ってくるわ」

休みの前日は準備をしながら
「明日はこうしてあーしてこんなして・・・♪」
釣りをしていなくても楽しい妄想タイムを過ごした

安物の道具は今も変わらないけれど
それよりもっと安物の竿を何本も折れるまで使った
連日バスを触って手の平はボロボロに荒れてた

晴れの日も雨の日も炎天下でも雪ん中でも
飽きることなんてありえない楽しさだった

釣れた魚がいっぱい教えてくれたし
釣れなかったときにも考えるのが楽しかった

そして
バスプロ奥村【ぶちょう】哲史との出会い
バスカントリーというショップとの関わり

「いっそバスプロになったらええのに(笑)」

そう言ってからかわれるほどの釣りバカだったけれど
僕がホントに根性みせる場所は釣りじゃないのは明白だった

釣りは僕が純粋に楽しめた唯一の息抜きだった

この若い子がバスフィッシングを始めたことで
久しく忘れてた僕の極上の息抜きのスイッチが入った気がする

そして変わったな〜と思うのは
その子に「はよ一匹でも釣らしてやりたい」と思うことだ

昔の僕は
ただ自分が釣りたい一心やったもんね(笑)

しかしまぁ
この前の雨の日はかなり真剣に竿を降った

薀蓄ばっかで釣れないおっさんは回避出来たけど(笑)
自分でもびっくりするくらい昔に比べて腕が落ちた

バスフィッシングに際したあらゆる動作の精度が低い

おまけに・・・
言いたかないけど老眼で細い糸が見にくい(笑)

でもやっぱり釣りはいい♪

目の前の自然と対峙しているときは
他のことをまったく考えることがない

明確にスイッチが切り替わるクセがつくと
他のことに切り替えたときにも明らかに集中力が増す

彼にかなり感謝している

【バス釣り人:フジタスミト】ここに復活!
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