木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2003年02月04日(火) 「ラチとらいおん」

マレーク・ベロニカ/作 とくながやすもと/訳

福音館書店
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今日、幼稚園から春のスキーキャンプの案内をもらってきました。

冬休みの1泊と違い、今回のんは、2泊することになります。

娘に「どうする?」と聞いてみると、

「行く! だってすべりたいもん!」

はい、最近、スキーがおもしろくて仕方のない彼女は、

即座にそうこたえました。

(およ!? 「絶対行かない」と言うと思っていたのに…意外な展開。)

けれども、しばらくすると…

「やっぱり、ゆうちゃん寝る時に泣いちゃうから、行かない…」と

言い出しました。

(うーん、やはり、思っていた通りの展開…笑。)

彼女なりに心のなかで、行きたい気持ちと行きたくない気持ちが

どうやら交錯しているようです。

そして、その晩に彼女が選んだのは、この本でした。

娘なりに、葛藤しているかなぁ…

行きたい、けれど寂しくて泣いてしまう自分…

それをささえてくれるものを欲しているのでしょう。

自分なりに強い心を持ちたいと思っている…

そんな気持ちが、ちらりと見えました。

こうして子どもって、成長して行くのでしょうね…。


さて、果たして彼女はスキーキャンプ、行くのでしょうか?!


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スズ [木陰でひと休み]

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