2002年12月30日(月) |
「まちねずみジョニーのおはなし」/「グロースターの仕たて屋」 |
「まちねずみジョニーのおはなし」
ビアトリクス・ボター/作 いしいももこ/訳
福音館書店 __________________________________
「今日はまだ、読んだことのないお話を読んで」と
娘がリクエストしてきたので、
この本はどお?と、ピーターラビットの絵本9を取り出しました。
娘は、表紙のまちねずみはビデオの予告で見たことがあったので、
「あ、この絵は知ってる」と言いながら、読むことを承諾。
(「これはどお?」と聞いても、
しばしば「それはパス」と却下されます…笑。)
この本には、チミー・ウィリーといういなかのねずみと
ジョニーというまちのねずみが、出てきます。
いなかのねずみは、町の生活に慣れず、
町のねずみは、田舎暮しがなじめませんでした。
私はどちらかと言うと、いなかのねずみ。
(本のなかの「わたし」と同意見ですね♪)
たまぁに、大阪へ出かけるととても疲れるんです…人の多さに。
(よく梅田の地下で、目が回りそうになる…笑。)
けれど、娘はまちのねずみの方がいいと言います。
そういえば、娘のお友達の中にも、
「いなかのねずみにはなれない」と言ったという
エピソードを聞いたことがありました。
はぁ…、あんたたちって、都会っ子ねぇ。
しかし、娘…。
ここは、京都の田舎だぞ!…笑。
(↑昔、今住んでいるところに引っ越すと行ったら、
「なんでそんな田舎に行くのん!?」と、
街中に住んでいる友人に言われたことがあります…笑。
だって、私は家から山や緑の見えないところには住めないのよー。)
ま、通りに面しているので、車の音がうるさくはありますが…(^^;
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「グロースターの仕たて屋」
ビアトリクス・ボター/作 いしいももこ/訳
福音館書店 _________________________________
きのう、「まちねずみジョニーのおはなし」を読んだからか、
「グロースターの仕たて屋」のビデオが見たいと言うので、
久しぶりに、娘とビデオを楽しみました。
夕食の後、この本を出して来て、読みはじめました。
この本は、ポターが一番気に入っていた本だということですが、
確かに、この本を開くとそんな愛着を感じるような気がします。
娘は、4ペンスのくだりを結構気に入っていて、
「パンを1ペンス、ミルクを1ペンス、ソーセージを1ペンス、
それにのこりの1ペンスは、べにいろのあな糸♪」と、唱えています。
それと、猫たちが歌っているシーンも、いつのまにか覚えていて
今夜はふとんの中で、それをたのしそうに歌っていました。
(あ、これはビデオの方で覚えたもよう…)
それにしても、美しく刺繍されたベストと上着の絵…♪
思わずうっとりと見とれてしまいます。
ところで、この話、もとになった実話があったとは驚きでした。
(↑新装版のカバーの説明書きを参照。)
うふふっ、本当にねずみの仕業だったら楽しいのに…ね♪
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