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2006年11月03日(金)
■ この連休は2日夜に実家に帰り4日夕方に戻ってくるスケジュールを立てていたのだけど、あまりのじぶんちの汚さ(色々な意味で…)に諦めてぐちゃぐちゃしたものを一掃する決意。でもパソコンがあるとやっぱり遊んじゃうなー。でも今日こそは終わるまで寝ませんよ! ここ一ヶ月あまり、半年を生きたような感じで、濃かったというか忙しかった。半月ぶりぐらいに会った奈緒ちゃんが懐かしかった(笑) ■映画をみました 「百年恋歌」スー・チー、チャン・チェン主演の台湾映画。 わたしはスー・チーが大好きで彼女目当て。悪そうな役が本当に悪そうでよかった(笑)。わたしの知っている台湾の色合いがそのままで、なんだか得した気分。男の方のチャン・チェンはどうも男前なところが何かをむんむんさせていて(笑)苦手なんですけど、好みにうるさそうな他のふたりが好き好きゆってたのでわたしも満足です。ちなみにわたしは前にみた「靴に恋した人魚」のぼうっとした感じの男の人が好み。 映画自体には、なんだか生気を吸いとられ、頭が痛くなったのですけど(笑)、美しい作品でした。美しさの水面下で見えない醜さが波打っていて、その見えない部分に引きずられたかも。それで、台湾は日本にいちばん近い国だと思いました。 「カポーティ」フィリップ・シーモア・ホフマン主演。 ホフマンが大好きで、初主演映画(祝!)ということで楽しみにしていました。彼の演技はほんとうにすばらしく、釘づけに。CMでも使われているけれど、ホテルのロビーに下りてきて、くるっとまわってみせる(見せられた方がうんざりした表情を浮かべるのも含めて)シーンが大好きだ。あと「I'm Truman Capote.」この台詞が最高だった。家に帰って鼻歌みたいになぞっていました。 未読のため、カポーティ自身に思い入れがないのが残念だったな。彼のナイーブさと、小説に対する情熱と、それからたぶんよい人だったこと、おぼろげに浮かびあがってくるカポーティという人間にとにかく魅入ってしまいました。彼が最高傑作を書き、そして筆を折ることになった事件そのものについては、想像の範囲を超えるものではなくて、戸惑いました。何が彼を惹きつけたのか? 終点についてはよくわかったので、始点についてだけ、もうちょっと描きこんで欲しかったな。でも、こういうトラウマがあって、こういう大人になってみたいな書き込みはすっきりはするけど、やっぱり野暮かもしれない。(まずは本を読んだ方が…) ■本を読みました もう1ヶ月以上も読み続けている山椒魚戦争ではようやく戦争が始まりました。これは面白おかしいSFではなくて、戦争や奴隷問題などへの真っ向からの風刺になっているのが、直球過ぎてちょっとつらい。あと、いわゆる新書みたいなレポート風の書き方なので単純に読みづらい。 「1億三千万人のための小説教室」高橋源一郎著 実は、この人の本を読むのは初めてだったりする。この岩波新書も面白かったけど、やっぱり小説の方は読む気がしない(笑)。というのも、この人は小説が好きで好きでたまらないという愛が紙から零れ落ちてきそうなほどなのだけど、何を書きたい人なのかがよくわからないのですよね。あと例文で自分の文章をたくさん載せているけど全部いまいち(笑) 本書は小説とは何か?という本ですが、形になる前段階のものついて主に言及していて、内容がアート全般にも言えることなのが面白い。詩は何が違うのか?という問いに、(言葉はちょっと違いますが)「詩に向かっていること」というお答え。恐ろしく正しくて、これだけでお腹いっぱいになれそう(笑) 小説の評論みたいなものがあれば、また読んでみたいです。ただ、小説を書こうと思っている人がこの本を読んで、目から鱗、みたいな感想を持ったとしたらそのひとのことがちょっと心配。書かれているのはごく当たり前で、大事なことなのに、それが身についていないのだとしたら小説を書く必要がないような気も。 小説、書いてみたいとは思っているのですけど、どうかなー。短歌は少しずつ書いていくつもりですけど、小説は今までの方向性と逆のような気もして、ぜんぜん繋がらない。。その前に、海外文学に手を出してみようかなとおもってます。ほんとに無知だ。。 小説を書くために必要な20の鍵のうち、実際に役に立ちそうなのは最後でしょうか。詩も何もかも表現する分野ではみな同じだとおもう。 「�桓�分のことを書きなさい、ただし、ほんの少しだけ、楽しいウソをついて」
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